【補足を追加しました。】Fedora 28にEclipse 2018-09 (4.9.0) とScala IDEをインストールして使ってみた。

By | 2018年9月29日 , Last update: 2019年4月14日

はじめに

Eclipse 4.8 (Photon)が登場してからちょっと時間が経ちましたが(2018年9月現在)、Scala IDEの方がなかなか登場しないので、4.8(Photon)にScala IDEからダウンロードできるScala IDEをインストールしてみたところ…

Eclipse本体の動作が不安定になってしまいました!! orz

そこで、4.7(Oxygen)をインストールしてしばらく様子を見つつ、何か新しい情報はないかと探していたところ、https://storage.googleapis.com/scala-ide-photon/ (Eclipseのアップデートサイトなので、アクセスしてもXMLファイルが返信されるだけです。)でとりあえず動くものがインストールができるらしい(「参考文献」の節参照。)とのことだったので、Fedora 28をインストールしたNUC(こいつです。)に、Eclipseからインストールしてみることにしました…

と言いたかったのですが…

この記事を書いた時点ではEclipseのバージョン表示が”2018-09(4.9.0)”になっていたので、それをインストールすることになりました。

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Eclipseのインストールとバージョン情報の確認。

とりあえず、インストール。

最初に、以下の手順でEclipseをインストールします。

なお、本節の情報は2018年9月現在のものです。EclipseのWebサイトは内容が頻繁に変更されますので、適宜読み替えてご覧いただけると幸いです。

  1. Eclipseのダウンロードサイトにアクセスします。ポータルページは素通りします。
  2. 画面をスクロールすると、”Get Eclipse …”的な下図のようなメッセージが現れますので、”Download 64 bit”(下図の赤矢印)をクリックします。
  3. 下図のような画面が表示されますので、”Download”(下図の赤矢印)をクリックします。
  4. eclipse-inst-linux64.tar.gzがHOMEディレクトリの”ダウンロード”ディレクトリにダウンロードされます。
  5. Fedora 28のシェルのコマンドプロンプトを起動して以下のコマンドを実行し、ダウンロードディレクトリに移動後に手順4でダウンロードしたtarballを展開します。
    $ cd ダウンロード
    $ cd eclipse-inst-linux64.tar.gz

     

  6. eclipse-installerというディレクトリが作成されますので、以下のコマンドを実行してそのディレクトリの下に移動してからインストーラを起動します。
    $ cd eclipse-installer
    $ ./eclipse-inst

     

  7. しばらくすると下図の画面が表示されますので、”Eclipse IDE for Java EE Developers”(下図の赤矢印)をクリックします。
  8. すると、以下の画面に切り替わりますので、”Installation Folder”(下図の矢印(a))を確認後、”INSTALL”(下図の矢印(b))をクリックします。
  9. インストールが開始されますので、しばし待ちます。
  10. 以下のようなライセンスの確認画面が表示されることがありますので、その場合には、ライセンスの内容を確認した上で、”Remember accepted licenses”(下図の矢印(a))のチェックボックスにチェックを入れ、”Accept”ボタン(下図の矢印(b))をクリックすると、インストールが続行されます。
  11. また、以下のような証明書を信頼するか確認する画面が表示された場合には、証明書の情報を確認した上で、”Select”ボタン(下図の矢印(a))をクリックしてから、”Accept selected”(下図の矢印(b))をクリックすると、インストールが続行されます。
  12. インストールが完了すると、インストーラの表示が以下のように切り替わりますので、”LAUNCH”(下図の赤矢印)をクリックすると、インストールされたEclipseが起動します。
  13. Eclipseが起動すると、スプラッシュ画面(下図)が表示されてから…
  14. ワークスペースの選択画面が表示されることがあります。以下のような画面が表示された場合には、”Workspace:”のディレクトリ名(下図の矢印(a))を確認後、”Launch”ボタン(下図の矢印(b))をクリックすると、起動を続行させることができます。
  15. しばらく待つと、”Welcome”画面が表示されます(下図)。そこで、画面右上の”Workbench”ボタン(下図の赤矢印)を押します。
  16. 以下のような画面が表示されると、Eclipseのインストール作業は完了です。お疲れさまでした。(`・ω・´)

バージョン情報の確認。

インストールされたEclipseのバージョン情報は以下の通りです。

バージョンは”西暦年4桁-月2桁”が主で、従来のx.y.zというものが括弧書きになっているので、従になったみたいですね。また、今までのRelease Planだとx.y.zのバージョン番号は4.8.1ということになりそうですが、4.9.0になっています。

EclipseのWebサイトにも情報がないようです(2019年9月現在)ので、このあたりの事情はよくわかりません。

Photon対応のScala IDE for Eclipseのインストールと動作確認。

インストールの手順

次にPhoton対応のScala IDE for Eclipseを以下の手順でインストールします。

  1. Fedora 28のシェルのコマンドプロンプトからEclipseを起動します。
  2. Eclipseのワークベンチが表示されますので、メニューバーから”Help”→”Install New Software”(下図の赤矢印)を選択します。
  3. 以下の画面(Install画面)が表示されますので、”Work with:”(下図の矢印(a))に”https://storage.googleapis.com/scala-ide-photon/”と入力して、”Add”ボタン(下図の矢印(b))をクリックします。
  4. 以下のポップアップ画面(Add Repository画面)が表示されますので、”Name”(下図の矢印(a))に適当なリポジトリ名(本ワークベンチ上における識別用ですので、他のリポジトリと区別できれば、どのような名前でも構いません。)を入力し、”Add”ボタン(下図の矢印(b))を押します。

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  6. すると、上図のポップアップ画面が消去され、Install画面(下図)の(a)の部分にインストール可能なソフトウェアが表示されますので、すべてのチェックボックス(下図の赤枠(b))にチェックを入れ、”Next>”ボタン(下図の矢印(c))をクリックします。
  7. 画面表示が切り替わり、”Install Details”画面が表示されますので、”Next>”ボタン(下図の矢印(a))をクリックします。
  8. さらに画面表示が切り替わり、”Review Licences”画面が表示されますので、ライセンスの内容を確認後、”I accept the terms of the licence agreements”のラジオボタン(下図の矢印(a))をチェックし、”Finish”ボタン(下図の矢印(b))を押します。
  9. “Review Licences”画面が消え、Scala IDE for Eclipseのインストールが開始されます。
  10. インストールの途中で”Security Warning”ポップアップ(下図)が表示されますので、内容を確認後、”Install anyway”ボタン(下図の赤矢印)をクリックします。
  11. “Security Warning”ポップアップが消去された後しばらくすると、下図のような画面が表示されますので、”Restart Now”(下図の赤矢印)をクリックします。
  12. Eclipseが再起動し、Scala IDE for Eclipseのインストールが完了します。

動作確認を兼ねた簡単なアプリケーションの開発

Scala IDE for Eclipseの動作確認を兼ねて、以下の手順で”Hello World!!”的な簡単なアプリケーションを開発してみます。

  1. Fedora 28のシェルのコマンドプロンプトからEclipseを起動します。
  2. Eclipseのワークベンチが表示されますので、メニューバーから”Window”→”Perspective”→”Open Perspective”→”Other…”(下図の赤矢印)を選択します。
  3. “Open Perspective”ポップアップが表示されます(下図)ので、テキストエリアを下の方にスクロールすると、”Scala”が現れますので、クリックして選択後(下図の矢印(a))、”Open”ボタン(下図の矢印(b))をクリックします。
  4. “Scala”パースペクティブが表示されますので、”Package Explorer”を右クリックすると表示されるポップアップメニューから”New”→”Scala Project”(下図の赤矢印)と選択します。
  5. “New Scala Project”ウィザードが表示されますので、Scalaのプロジェクトを作成していきます。プロジェクトの作り方の詳細につきましてはこの記事をご覧いただけると幸いです。ここでは”Hello world”的なアプリケーションを下図のように構築します。
  6. “Package Explorer”内で、Scalaのプログラムが記述されたファイルを右クリックします。
  7. ポップアップメニューが表示されますので、”Run As”→”Scala Application”(下図の赤矢印)を選択します。
  8. Eclipseのコンソールに下図の矢印のように表示されれば、動作確認は成功です。

ここまでたどり着くことができれば、Eclipseを使ってScalaのアプリケーションが開発することができるようになります。

お疲れさまでした。(`・ω・´)

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まとめ


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ここまで、Eclipse→Scala IDEをインストールしてEclipseを再起動してみたり、簡単なScalaアプリケーションを開発する方法について書いてみました。

仕事ではようやくScalaでアプリケーションを書き始めているところで、Javaのコードの中にScala的なコードが点在するようなコードを書いている感じです。それでもScala率は徐々に上がってきてはいると思うのですが、特に反復処理や正規表現を用いたマッチを使った処理の記述がJavaよりも簡潔に書ける分、(コードの可読性を保ったままコードを書いたときの)一行あたりのロジックの密度というか、処理内容の密度は確実に高くなっているので、Scala的なコードを書いた後の頭に汗かいた感は相当なものがありますね。頭に汗かいた感が爽快感をまだまだ上回っている感じです。

最初はEclipse 4.8がダウンロードできるという想定の下にインストール作業を開始しましたので、Eclipseのバージョンが4.9.0になってしまったのは想定外でした。しかしながら、特に不安定な動作は見られないようですので、もうちょっと使ってみて様子を見たいと思います。

ところで、この記事でEclipse及びScala IDEのインストール作業を行ったNUCではこのNVMe SSDを使用していますが、Eclipseの起動が超速いです。

ちょっとしたプログラムを作りたいと思ったときに、IDEの起動が遅いとそれだけでやる気をなくすこともあるので、Eclipseの起動が速くなるのは生産性の向上に大いに役立つと思います。

この記事の本編は以上です。

おまけ

動画作りました。

YouTubeにインストール時に録画した動画をちょっと編集したものをアップロードしました↓

ご覧いただけると幸いです。

Javaをアップデートしたときにエラーメッセージが表示された場合に必要な作業

Javaが何らかの理由でアップデートされるとeclipseを起動したときに以下のエラーメッセージが表示される場合があります。

上図のエラーメッセージが表示された場合には以下の作業を行います。

  1. 「閉じる」ボタンを押してエラーメッセージを閉じます。
  2. eclipseの実行ファイルと同じディレクトリにあるeclipse.iniを適当なエディタを用いて開きます。
  3. -vmオプションを設定している部分を探して、有効なJREのディレクトリ名に変更して、保存します。
  4. Eclipseを起動します。

References / 参考文献