はじめに
前の記事からの続きになりますが、Acer E3-112-F14C/SのHDDをSSDに交換してみましたので、この記事ではその交換作業について書いていきます。
なお、この記事に書いた交換作業にはPCの分解(裏蓋の取り外し)が必要です。PCの分解作業自体はそれほど難しくはありませんが、PCを分解しますとメーカー(Acer)からの保証が受けられなくなりますので、保証条件などについての確認をいただいた上で、作業を行っていただきますようお願いいたします。
交換の手順
交換の手順は以下の通りです。
- PCの底面が上になるように床などに置き、下の画像の矢印(13ヵ所)の部分のネジを外します。なお、足の部分にはネジは隠れていません。
上の画像の矢印のうち、赤紫色の矢印のところはネジ穴がシールで覆われていて、そのシールに「このシールを壊すと保証が無効になります。」と英語で書かれています(下の画像)。
このシールはきれいにはがすのが難しかったことと、穴を覆っている部分が経年劣化のせいか弱くなってしまっていたので、穴を覆っている部分だけ切ってしまうこととしました(下の画像)。すると、他のネジ穴と同様の穴が現れますので、このネジも外してしまいます。
- ここまでの作業で裏蓋が外すことができるようになりますので、裏蓋を外します。すると、以下の画像のような基盤や薄型の充電池などが現れます。交換の対象となるHDDは以下の画像の赤矢印の部分になります。
- ドライブをSSDに交換してみます。もともとHDDはネジ止めなどがされていないので、新たに取り付けるSSDについてもSATAのコネクタに取り付けるだけです。
まとめ
ドライブ換装前と比較すると(体感的な比較ではありますが)、OSの起動と終了がものすごく速くなりました。換装前はOSの起動と終了に1分近くかかっていて、「時間の無駄だなぁ。」と思うことがあったので、時間の有効活用という視点からの満足度は高いです(※個人の感想です)。
よく使うアプリケーションについては以下のような感じです。
- GIMP: 起動と画像のエクスポートが気持ち速くなったかなぁ~という感じです。
- AviUtl: 試していませんが、動画がサクサクアップロードされるかどうかで察してあげていただければと思います。
また、もともとCPUファンのないPCだったので、ドライブを換装するとモータにより駆動している部分がなくなるために、動作音がまったくしなくなります。自宅では音楽等をBOSEのSoundlink IIIを使ってBluetooth接続で聴いていることが多いので、音楽が動作音に邪魔されなくなるのは大きなメリットになると思います。
この記事は以上です。