はじめに
2023年11月25日の京浜急行のダイヤ改正で「エアポート急行」の種別名が「急行」に変更されることになりました。
なお、「エアポート快特」は引き続き運転されます。
京急の駅の発車標では「✈」のアイコン入り表示の急行列車の案内表示は見ることができなくなります。
「エアポート急行」の種別名が「急行」に変更されることに伴い、11月22日から24日まで(以下、特記しない限り日付は2023年)の間1500形の1525F編成に「さようならエアポート急行」のヘッドマークを掲示して羽田空港第1・第2ターミナル-逗子・葉山駅を往復運転するとの情報をキャッチしました。
そこでいろいろと考えた末、横浜駅から横須賀線でJR逗子駅に向かい、そこから逗子・葉山駅まで歩いて行って、そこで撮影を試み、その足で開業前日の麻布台ヒルズを見に行くことにしました。
(※本記事では麻布台ヒルズについては扱いません。)
いきなりアクシデント
特にどの時間にどの区間で逗子・葉山駅に到着・発車する「さよならエアポート急行」のヘッドマーク付き列車に乗るかといったような計画は全く決めずに当日になってしまいましたが、当日の朝に…
「京浜急行が事故のため運転見合わせからのダイヤ乱れ&一部列車運休」
との情報が入ってきました。
また、「さようならエアポート急行」のヘッドマーク付き列車として運行されていた列車も金沢文庫で運転打ち切りとなっているらしいという情報も入ってきました。
ただ、金沢文庫で運転打ち切りということであれば、運転整理を実施する過程においてどこかのタイミングで再度金沢文庫から「さようならエアポート急行」のヘッドマーク付き列車の運用を再開するだろうと予想し、横浜駅から横須賀線で逗子駅までに向かうことにしました。
横須賀線で逗子へ
横須賀線で逗子に向かいます。
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E217系の逗子行が来ました。
北鎌倉駅では下車するお客さんはあまりおらず、鎌倉駅でほとんどのお客が下車していきました。
鎌倉駅の次の逗子駅で下車します。
3番線に到着です。
1番線には湘南新宿ラインの列車が発車待ち中で、2番線にはE235系の付属編成の久里浜行が発車待ちをしていました。
久里浜行が発車するのを見送ります。
東口から出場します。
逗子駅から逗子・葉山駅
駅舎
逗子駅です。
大船軒が存在感を放っています。
なぎさ通り
「さよならエアポート急行」のヘッドマーク付き列車が逗子・葉山駅に到着するまでにはまだ少し時間があるので、駅前をちょっと歩き回ってみます。
スターバックスと「日影茶屋」が同居しているのはこの地域ならでは、といったところでしょうか。
鳩サブレーでおなじみの豊島屋もなぎさ通り沿いにあります。r311(鎌倉葉山線)沿いではないのが意外でした。
…というわけで、r311に出ます。
r311(鎌倉葉山線)
r311に出ました。
逗子駅前やなぎさ通りに比べると人通りが少ない感じです。
函館に旅行に行ったときに津波発生時の避難施設として高層の建物が指定されているのを見かけましたが、逗子でも類似の取り組みが行われているようです。
そろそろ時間がなくなってきたのと、実はここまで逗子駅→逗子・葉山駅の方向とは逆向きに歩いてきたので、逗子駅の駅前を経由して逗子・葉山駅の方に向かいます。
撮影と乗車
逗子・葉山駅
逗子・葉山駅に到着です。
北口側から入ります。
ダイヤ改正のお知らせです。
ホームに着いたところで、発車しようとしていた600形を撮影です。
600形の撮影後に運用情報を確認したところ、「さようならエアポート急行」のヘッドマーク付き列車の運用が再開されているという情報をキャッチしました。
600形と入れ替わりに件のエアポート急行が逗子・葉山駅に到着です。
「さようならエアポート急行」のヘッドマーク付き列車がやってきました。
逗子・葉山駅で「さようならエアポート急行」のヘッドマーク付き列車の到着前からホームで待機して撮影していたのはざっと見た感じ10名ほどでしたが…
到着した列車からぞろぞろとお客さんが降りてきて方向幕や…
ヘッドマークが装着されている先頭部分を撮影していたので、その中に混ざって撮影します。
車止めです。
旧逗子海岸駅側が四線軌条になっているのが興味深いです。
乗車
撮影がひと通り済んだところで1525Fに乗り、行けるところまで行きます。
「さようならエアポート急行」のヘッドマークの掲出に合わせて11月22日から11月24日までの間掲示されていたヘッドマークと同デザインの車内広告です。
なお、車内の広告枠のうち、中吊り広告と車端部を含む戸袋部の広告がヘッドマークと同デザインの広告に交換されていました。
逗子・葉山駅を発車後、金沢八景駅では…
「エアポート急行」として逗子・葉山駅に向かい1000形1890番台「Le Ciel」とすれ違いました。
北上するにつれてお客さんも増え、横浜駅を発車後はスーツケースを持ったお客さんも現れ始める中、京急蒲田駅に到着です。
京急蒲田駅ではヘッドマークを掲示している1525Fを撮影するためか、狭いスペースにお客さん等が群がって撮影していました。
京急蒲田駅で「エアポート急行」を降り、快特で泉岳寺駅に向かいました。
まとめ
逗子・葉山駅から京急蒲田駅へ向かう途中の各駅には撮り鉄勢の皆さんが列車の通過を待ち構えていたりしていて、かなりのにぎわいでした。
最近海外旅行を含めて飛行機に乗る機会がなかったため、エアポート急行を含めた空港線に乗る機会がありませんでした。
白金に住んでいた10年ほど前に香港への旅行から日本に戻ってきた後、羽田空港国際線ターミナル駅(現: 羽田空港第3ターミナル駅)から品川駅までエアポート急行に乗ったのが最後の乗車になっていたかもしれなかったところ、運行終了直前にまたエアポート急行に乗ることができてなんとなくですが良かったなぁ、と思いました。
泉岳寺駅から先は新橋駅、虎ノ門ヒルズ駅を経由して開業前日の麻布台ヒルズに向かいました。
麻布台ヒルズの件は何かの機会にまとめて書きます(すぐに書くとは言ってない)。
この記事は以上です。