はじめに
前の記事からの続きです。
東武日光駅に到着後の次のスケジュールである「日光金谷ホテルのアフタヌーンティー」の予約の時間まで2時間ほど時間があり、その間に何を行うかについては課題となっていました。
上記課題に対する解決策として、嫁様より、
「下今市駅にいったん行けばいいんじゃね?」
というご提案をいただきましたので、その提案に乗ることしました。
東武日光駅-下今市駅往復
スペーシアXに6分間だけ乗車
東備日光駅から下今市駅までは各駅停車だと2駅7分の距離で、20400系使用の各駅停車が1時間に1~2本と、「スペーシアX」を始めとする特急列車が1時間に1~2本運転されています。
時刻表を見る限り各駅停車で往復すると待ち時間が多くなりそうだったので…
停車中だった「スペーシアX 4号」のスタンダードシートの特急券を購入して下今市駅まで向かうことにしました。
東武日光駅の特急券券売機でサクッとスタンダードシートの特急券を購入です。
購入後はそそくさと乗り込みます。
スタンダードシートです。
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スタンダードシートですが、高級感のあるデザインです。
「スペーシアX」のシートを含めた内装と、現状の「スペーシア」のそれらを比較すると、さすがに「スペーシア」は陳腐に見えてしまうので、使い続けるのであれば「スペーシア」側に何らかのテコ入れが欲しいところです。
「スペーシアX 4号」は6分ほどで下今市駅に到着です。
浅草駅に向かって発車する「スペーシアX 4号」を見送ります。
途中、東武日光-上今市間でSL大樹(?)の編成とすれ違ったような気がしましたが、いったん気にしないことにしました。
下今市駅で撮り鉄
下今市駅に到着後は、ただちに改札口脇の特急券券売機で下今市→東武日光の「リバティけごん」の乗車券を購入します。
特急券を購入後は、改札口とは反対側にあるSL展示館及び格納庫を見学です。
SL展示館からは電留線がよく見えます。
電留線には最初は停車している車両はなく、4番線に停車中の20400系だけが見えていたのですが…
N100系のN102編成(N102F)が電留線に入線してきました。
SL展示館を出て撮影です。
さらに、SL格納庫の方に移動して撮影です。
4番線に停車していた20400系はすでに発車して500系が入線していたので、500系とN100系の並びを撮ることができました。
DE10 1109がSL格納庫の入口付近に停車して整備中だったので、撮影です。
「リバティけごん18号」に乗車
乗車予定だった「リバティけごん19号」の到着の時間が近づいてきたので、2番線に向かいます。
発車標がパタパタだった時代の雰囲気にフォント等を似せた発車標ですが、表示の切り替わりの際にパタパタ風の動きをする仕組みとはなっていません。なお、4か国語(日英中韓)で表示されるものの、各国語の表示時間が短いためにすぐに他の言語に切り替わってしまいます。
1番線の脇の側線に停車していた20400系を撮影です。
20400系を撮影直後に「リバティきぬ119号・リバティけごん19号」が2番線に入線してきました。
「リバティきぬ119号・リバティけごん19号」は下今市駅で分割され、「リバティきぬ119号」(左)が先に発車します。
分割作業を見物です。「リバティきぬ119号」は満席だったようです。
3両編成では輸送力不足ですかね。
分割作業を見物後、取り残された「リバティけごん19号」に乗り込みます。
「リバティけごん19号」は3両編成で、プレミアムシート的なシートはありません。
指定された席に着席するとすぐに発車です。
「リバティけごん19号」は下今市駅を発車後、6分で東武日光駅に到着です。
SL大樹「ふたら」72号のお見送り
さて、「リバティけごん19号」で東武日光駅に到着してみると…
SL大樹の編成が隣のホーム(4番線)に停車していました。
13:03に東武日光駅を発車する「SL大樹『ふたら』72号」のようです。
なお、列車名の表記は東武鉄道の公式の表記[1]に倣い、「SL大樹『ふたら』」と表記します。
C11 207を正面から撮影です。
前照灯が左右1灯ずつの2灯(いわゆる「カニ目」)になっているのが特徴です。
500系の「リバティ」のロゴとC11 207のナンバープレートまわりを撮影です。
C11 207のキャブ周りです。
C11 207の背面です。本線上での後退運転を可能とするために石炭庫の幅が狭くなっていることがわかります。
背後からになりますが、C11 207の全景を撮影です。
緩急車(ヨ8709: ヨ8000形の1両)です。
SLには搭載スペースがないために搭載できない保安装置を搭載しています。そのため、本線上の運転時にはSLの次位に必ず連結されます。
客車の塗装は3両とも茶色でした。
1号車(スハフ14 5)の乗降扉まわりです。
2号車(オハテ12 1)の乗降扉周りです。
2号車(オハテ12 1)の車番とサボです。
茶色に赤帯の客車といえば「鐵道省の三等車」というイメージでしょうか。
2号車(オハテ12 1)の展望スペースです。
3号車(スハフ14 501)の車番周りです。
下今市方に連結されているDE10 1099です。国鉄・JR時代のオリジナルの塗装です。
DMF61HZB型エンジンのアイドリング音を録音です。
DE10形を撮影してC11 207の脇に戻ってきたころには、SL大樹「ふたら」72号の発車直前の時刻になっていました。
乗車すると思われたのか、アテンダントさんに「乗車されますか?」と訊かれたので、「以前乗りました。」と返すと、「またお待ちしております!!」とアテンダントさんに返されてしまいました。
アテンダントさんが乗車した直後に客車のドアが閉まりました。
お見送り隊に見送られて、SL大樹「ふたら」72号は東武日光駅を定刻通りに発車です。
なお、東武日光駅には転車台がないためか、東武日光→下今市間はSL(C11)は逆向きでの運転です。
まとめ
コックピットスイートに乗車する前に「スペーシアX」への初乗車を(6分間ではありますが、)いきなり実現してしまいました。
何事も予習は大事だと思います。
また、なかなか撮影する機会がなかった20400系を下今市駅で撮影できて良かったです。
嫁様ナイスです。
予約の時間が近づいてきたので、東武日光駅から「日光金谷ホテル」に向かいます。
次の記事に続きます。