Google AdSenseの「自動広告」を試してみた。

By | 2018年3月14日 , Last update: 2018年3月18日

はじめに

前の記事でYouTubeの収益化条件の厳格化とチャンネル登録ボタンの作り方について書きました。

この記事ではYouTubeの収益化条件が厳格化されたのと同時に使用できるようになったGoogle AdSenseの「自動広告」について書いていきます。

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そもそも「自動広告」とは?

説明しよう:-)

「自動広告」とは機械学習で広告掲載の位置や種類など最適化されるというものなんだそうです。

(ここからは推測ですが、)機械学習ということは、いきなり収益がドカーンと増えるというタイプのものではなく、徐々に増えていくものなのではないかということが予想できるわけです。もしかすると、「自分のWebサイトの広告配置は十分に最適化されてるんだぜぇ!!」っていう感じのWebサイトでは導入しても意味のないものかもしれません。

むしろ、

「機械学習って何ですか?」

っていうWebサイトの方が「自動広告」を使うと効果が出るのではないかという逆説的な結論にたどり着く可能性すらあるわけです。

本Webサイトの管理人たるpandaはどちらかいうと後者なので、使ってみることにしたわけです。

「自動広告」の設定の方法

「自動広告」の設定はGoogle AdSenseにログインすると表示されるホーム画面左側のサイドバーから「広告の設定」→「自動広告」と選択すると表示される設定画面から設定することができます。

設定の方法は「全般設定」と「詳細URL設定」の2通りの方法があり、両方設定されている場合で「詳細URL設定」の条件に該当するURLの場合には「詳細URL設定」が優先するようです。

本サイトでは、ここは何も考えずに「全般設定」のみを設定し、かつ「アンカー広告」以外の広告をすべて表示するように設定しました。

↓のような設定になります。


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なお、「自動広告」の設定の前に入れていた広告についてはそのままにしてあります。すなわち「自動広告」によって挿入された分だけ1ページの中で表示される広告の数は増えることになります。

追記(2018/03/18)

その後、(詳細な原因の追究はしていませんが、)リンクによっては2回タップしないと反応しない問題が出たため、「モバイル全画面広告」の設定を削除しています。詳細についてはこの記事をご覧いただければ幸いです。

広告が挿入される場所の例

本webサイトでは「自動広告」の設定を行ってから30分くらいで広告が挿入されるようになりました。この記事を最初に書いている時点(2018年3月)では以下の場所に広告が挿入されていることが多いようです。

  • PC: タイトルと記事の間、記事の最初から1/3くらいの位置
  • スマホ: タイトルと記事の間、記事の中間くらいの位置、ページの末尾に関連コンテンツ

上記の他に、コード例の途中に広告が挿入されていたりしていたページもあったので、そのようなコード例はGitHubに置いてしまい、広告を中間に入れさせないような工夫をする余地はあるかもしれません。

まとめ

この記事ではGoogle AdSenseの「自動広告」について試してみたので、その途中経過について書きました。いろいろなところに広告が挿入されてしまう可能性があるのはマイナス点かもしれませんが、Google先生が「そこに広告を挿入すると効果があります。」と教えてくれているわけですから、「自動学習」の結果に合わせて文章の構成や自動でない広告の挿入の位置を調整するのもありなのではないかと思います。

この記事は以上です。