はじめに
2018年5月1日にGoogle先生の方から住所確認用のPINが記載されたハガキが送られてきました。最初にPINが作成(2018年3月10日)されてから、なぜか再発行した方が先に届くまで52日かかりました。
住所確認の条件を満たしてからというものの、他のWebサイト様からいろいろと情報を収集させていただいていたので、情報提供の意味も込めて、この記事では住所確認の条件を満たしてからの経過について書いていきます。
届いたもの。
マレーシアから以下のようなハガキが届きました。
表面(宛先などが書いてある面)
下図のような体裁のものです。(a)の部分に住所及び宛先の国名(JAPAN)並びに(日本の)郵便番号が5行で、(b)の部分には発送側の整理番号と思しき文字列が英大文字2文字+数字11桁でプリントされています。
裏面
裏面は以下のようになっています。Google AdSenseのロゴ入りです。切り取り線の部分が折れ曲がっていますが、やや厚手の紙なので切り取り線から簡単に切れてしまうことはなさそうです。
その他
「明るいところで透かして見ると開封しなくてもPINが透けて見える。」という情報もありましたので、実際に透かしてみると…
透けて見えますね。
PINは正しく入力されると削除されるものだそうなので、AdSenseのシステムの全体から見れば重要な情報ではないのかもしれませんが、住所の確認が目的なのですからもう少し見えなくするような工夫をしてもよいのではないかとは思います。
届くまでの長い長い道のり。
以下、与太話が続きます。
届く前に口座の登録及び確認
2018年2月の初めに住所確認の基準を満たし、また、口座の登録及び確認ができるようになったので、口座登録は速攻で行い、テストデポジットによる確認も2日とかからずに完了しました。
ここでいったん保留です。【-●∀●)
ところが、この後が問題で…
2月7日に「お支払いが保留中である」旨のメールが届きました。
住所確認中はAdSenseにログインすると画面上部に赤帯が表示されるようだったところが表示されていなかったので、「変だな。」とは思っていたのですが、特に悪さをしていたわけではなかったことと、この時点での残高が住所確認の条件となる金額をギリギリで超えているところだったので、残高が次に更新される時(3月初め)まで待ってみて、もし保留中という状況が変化しないようであれば問い合わせをしてみることとしました。
ついに生成されました、PIN。
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昨年度(2017年度)の年度末は、年度中に退職したかつての上司の仕事も引き継いだりしたために異常に忙しく、PINどころの騒ぎではなくなってしまっていたんですけど、3月10日に
「PINを生成しました。届くまでには2週間から4週間くらいかかりますので、暫し待たれよ。(意訳)」
というお知らせがきました。
「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
と思って、AdSenseにログインすると、(スクリーンショットは取り損ねましたが、)赤いバーも表示されています。
そこで、PINを記載したはがきの宛先として記載されている住所等を確認してみると、以下のように宛先を記載したものを送付したらしいことがわかりました。
(名前)
(住所1行目)
(住所2行目)
(都道府県名) (郵便番号)
(国名)
これに対してAdSenseでの支払い先の住所の登録時には住所を以下の項目に分けて書くことになっ
ていました。
- 郵便番号
- 都道府県
- 市区郡
- 住所1行目
- 住所2行目
- 名前
国名は別の入力項目として存在しますので、市区郡が記載されていない国際郵便がマレーシアから発送された可能性が高いことがわかります。例えば、政令指定都市に住んでいて、市区郡に「S市P区」のように区の名前までを、住所1行目に「QRが丘60-50」のような感じでそれぞれ登録していると、
(名前)
QRが丘60-50
ドクダミハイツ8822
神奈川県 2abcdef
JAPAN
のような感じに記載されます(実際にAdSenseの管理画面の表示はそうなっていました)。
PINを記載したはがきが日本にいったん上陸してしまえば、市区町村名が書いていなくても郵便番号が正確であれば市区町村名は省略できる(こちら参照)とのことだったので、住所の登録についてはそのままにしておき、4週間ほど様子を見ることにしました。
届かないので、再発行の依頼。
3月25日頃からようやく仕事が一段落ついてきたので、「まだ、早すぎるのかなぁ。」と思いつつも、はがきを誤って捨てたりしないように毎日帰宅時に自宅の郵便ポストを確認するようにしたのですが、届く気配がありません。
そんな中、4月4日にAdSenseにログインして「アカウント情報」の住所確認のページを覗いてみると、「新しいPINのリクエスト」ボタンが出現していました。どうも、直近のPINの生成から3週間が経過すると出現するもののようです。
そこで、このボタンを押す前に一計を案じまして、AdSenseでの支払い先の住所の登録項目のうち、住所1行目の欄に市区町村名を書いてしまい、修正登録を行うことにしました。宛先に以下のように記載されることを狙ったものです。
(名前)
S市P区QRが丘60-50
ドクダミハイツ8822
神奈川県 2abcdef
JAPAN
修正登録後に「新しいPINのリクエスト」ボタンを押してPINの再発行を依頼し、さらに待つことにしました。
再発行した方が到着です。
引き続き、毎日帰宅時に自宅の郵便ポストを確認するようにしていたのですが、一向に届く気配がなく、「6週間後ということは、連休明けに届くのかなぁ…」と思っていたところ、5月1日に届きました。
なお、はがきの宛先の記載は以下のようになっていました。
再発行した方が届いたようです。
(名前)
(住所1行目)
(住所2行目)
(市区郡名), (都道府県名) (郵便番号)
(国名)
いつの間にか4行目に市区郡名の記載が追加されたため、市と区の名前が2ヵ所に書かれています。
市区町村名の記載については、もう心配しなくてもいいみたいです。
開封の儀
届いたはがきを、早速開封してみます。
「(6桁の数字)」の部分に6桁の数字が書いてあります。これがPINです。
わかりやすいように、大きな文字で書いてあります。
入力の儀
前節の6桁の数字をAdSenseの「アカウント情報」の画面にここ2ヵ月ほどの間出現し続けていた「PINコードの入力」フィールド(下図)に入力し、「PINの送信」ボタンをクリックします。
すると、上記の入力フィールドが音もなく入力不可となり、画面上部に出続けていた赤いバーが消えました。
これで入力完了なんでしょう、たぶん。(`・ω・´)
ということで、入力の儀が完了です。
最初のはがきも届きました。
[2018/05/26追記]
最初に生成されたPINが記載されたはがきも5月24日に届きました。3月11日に発送したようですので、到着までに74日を要しました。取り急ぎ開封済みの2通目と一緒に記念撮影です。
1通目も開封してみました。なお、内部に記載されているPIN(6桁の数字)は先に開封した2通目に記載されていたものと同じものです。
結論
住所確認の条件を満たしてからかなり時間が経過してしまいましたが、届いて入力ができたので、まずはひと安心といったところです。
「ついにPINが生成されたのですが…」の節でも書きましたが、市区町村名が宛先に記載されていないはがきが発送された可能性が高い場合に限り、再発行を依頼することを検討してみてもよいかとは思います。また、これから発送されるはがきについては市区町村名は宛先に記載されているようですので、この記事で書いたようなquick & dirtyな対策は行わなくても良いものと期待しています。
なお、最初に生成されたPINが記載されたはがきはこの記事を最初に公開した時点(2018年5月2日)ではまだ届いていませんでしたが、無事届いてよかったです。
次の目標は支払い金額の下限です。
がんばります。次回作にご期待ください。
この記事は以上です。