はじめに
タイトルだけを斜め読みすると、何を言っているのかわからない真夏の怪談みたいな話に思えてしまうかもしれませんが、広告の配置と種類を変えてみたところ、実際にはGoogle AdSenseのページCTRも(具体的な数値は明らかにできませんが、)かなり上がり、Amazonアソシエイトの方もまたギフト券がもらえるかもしれない状況になりました。この記事では具体的な変更点及び考察について冷静に熱く語りたいと思います。
ページビューは増えてきたのですが…
本サイトも開設から1年以上が経過(2018年9月現在)し、記事の本数も100本を超え、ページビューもそれなりの伸びを示してきたところ、7月(2018年)だけはページCTRが大幅に下がってしまいました。誤ってクリックされていることもたまにあるようで、クリック単価もいまいちな感じです。
もともとAmazonアソシエイトの方もこの記事以降、ギフト券をもらえるほどには紹介料を得られていませんでした。
っていうか、そもそもバナー広告のクリックの回数が絶望的に少なかったので、紹介料っていうレベルじゃありませんでした。(´・ω・`)
そこで、ここは両方ともまとめて改善することを目標に、広告の配置を見直すこととしました。
見直してみた。
リンク広告またはAmazonアソシエイトのバナーへの変更。
ある程度のところまで記事を読んで、そこで閲覧をやめて他のページに行くなどしてしまうユーザは一定数存在すると考えられることから、「広告は記事の前の方に表示させるように設定するのがお勧めです。」というのはアフィリエイト方面ではよく言われていることで、本サイトでも、記事の先頭に近いところに広告を入れています。
ところが、一番最初に表示される広告については(AdSenseのデータを見る限りですが)、広告であることを認識することなく誤ってクリックをしてしまっていると思われるケースが見受けられることから、以下のような対策を行うこととしました。
- 一番最初の広告についてはGoogle Adsenseのリンク広告かAmazonアソシエイトのバナー広告を表示する。
- Amazonアソシエイトのバナー広告についてはいくつか準備しておき、Google AdSenseのリンク広告の広告ユニットとまとめて1個のグループとし、その中から1個をランダムに表示する。
Google Adsenseのリンク広告及びAmazonアソシエイトのバナー広告はリンク広告またはバナー広告自体を一回クリックしただけでは収益は発生しません。特にGoogle Adsenseのリンク広告の場合には、リンク広告をクリックした後に表示される広告をクリックしないと、広告をクリックしたとはみなされません。
よって、「一回目のクリック」が仮に誤ってクリックをした場合であっても、そこで戻るという選択肢を閲覧者に提供することにより広告を誤ってクリックする可能性を減らすことができます。Amazonアソシエイトのバナー広告についても、バナー広告をクリック後に商品を注文しないと紹介料は原則発生しません。
したがって、Google AdSenseの(バナー広告以外の)通常の広告を表示させた場合と比較した場合に、誤ってクリックをしたことが原因による収益の発生の可能性が減少することが期待できます。
広告の追加。
WordPressのテキストエディターは文章の入力部の下に文字数が表示されるようになっています。それを見ながら記事本文と広告の表示面積の割合を調整しています。
しかし、記事を書き始めた時点で設定した予定字数を大きく超えることの方が多く、広告の表示面積の記事本文に占める割合は当初の想定よりも低くなってしまいました。
また、サイドバーの広告については面積が大きめのものを貼ってはいますが、あまりクリックは期待できなさそうな感じです。
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そこで、サイドバーのGoogle AdSenseの広告を1枚減らし、かわりに記事本文の中にGoogle AdSenseの広告を1枚追加することとしました。
この記事を書いている時点では記事本文中への広告の追加を先に行っていて、サイドバーの広告からどの広告を削除して、代わりに何を入れるのかを検討しています。
Amazonアソシエイトのバナーの種類の変更。
もともと本サイトで貼っていたAmazonアソシエイトのバナー広告は音楽・動画系だったり、Google AdSense的にも問題のないワイン・シャンパーニュ系のものが中心でした。でも、あまりクリックされていませんでした。(´・ω・`)
そこで、まずタイムセール祭りの広告とリンクを貼ってみることにしました。貼ってみるとそこそこクリックはされるようですが、紹介料ゲットというところまでたどりつくかというと、あまりそうでもなさそうでな感じでした。また、タイムセール祭りの情報は片手間でやっていると情報自体の捕捉が難しい上に期間が限定されているため、比較的短期間でバナーを貼って剥がすという手間がかかります。
※「データベースで掲載期限とか管理すればいいじゃん。」というツッコミは当面の間なしの方向でお願いします。?
そんなある日、「タイムセール祭りの情報はないものか。」と思いながら、Amazonアソシエイトの公式ブログを見ていると、↓のバナー広告が目に飛び込んできました。
こいつは面白そうだ、と直観的に思ったので、「やっぱ鉄道模型じゃね?(`・ω・´)」と思って、少し探してみると、鉄道模型以外にもあやしい面白そうなものが結構ありました。
まず、入門編です↓
ちょっと濃いやつです↓
のりものつながりです↓
作りたい人にとっては必需品です↓
とりあえず、輸入プラモデルも含めた5枚のバナーから1枚をランダムに選択して貼る枠を設けて、様子を見てみることにしました。
様子を見た結果。
というわけで、様子を見ること約1ヶ月。
結果は驚くべきものでした(※当サイト比)。
例によってGoogle AdSenseについては具体的な数値を書くことはできませんが、以下のようになりました。
- Google AdSense: 7月と比較すると8月はクリック数及び収益ともに大幅増であり、本サイトとしてはともに月間のクリック数および収益が過去最高となりました。
- Amazonアソシエイト: 7月及び8月の注文高、紹介料及びコンバージョン率(=商品の注文点数/クリック数)は以下の通りとなりました。
期間 紹介料(円) クリック数 コンバージョン率 2018/7/1-31 25 31 3.22% 2018/8/1-31 1,127 73 20.54%
まとめのようなもの。
Amazonアソシエイトについては、クリック回数がまだまだ少ないような気もしますが、そもそも(2018年)7月までは1ヵ月で商品が1個売れるかどうかという状況だったので、
「コンバージョン率って何ですか? 食べ物の一種ですか?」
という感じだったのが、マトモに計算できるようになっただけでも大きな進歩だと思います(※個人の感想です)。
コンバージョン率 = $1/n$ みたいな感じだと分析のしようがないのですが、これからは意味のある計算ができるようになると思いますので、いろいろな手が打てそうです。
この記事は以上です。