はじめに
ふだん使っているスマホ(HTC J Butterfly HTV31、以下単に「HTV31」と書きます。)は内蔵メモリが32GBあるのですが、最近(2017年9月)の「Google開発者サービス」のアップデート以来、内蔵メモリの消費量が激増してしまい、ついに以下の表示を連発するようになるとともにアプリの更新ができなくなってしまいました。ついでに動作もちょっと不安定になってきました。
動作が不安定な点については、不要な動画・画像を削除したり、PCに移動したりすることで一応は改善されましたが、それでもアプリの更新が終了できた時点で、内蔵メモリの使用量が以下のような状況になってしまいました。
いよいよ、増設するときが来たようです。(`・ω・´)
そこで、microSDカードを買ってきて、(仕組みはよくわからないのですが、)内蔵メモリの一部として使うことにしました。この記事ではその顛末について書いていきます。
なお、本記事の方法は記憶用メディアのフォーマットを行う操作の操作例になりますので、本記事に基づいた操作の結果、データの消失、スマホ(HTV31に限りません。)またはmicroSDHCカードの破損その他の損害が生じた場合でも、それらについての責任は負いかねますので、悪しからずご了承ください。
まず、容量を選びます。
HTV31は外部メモリは200GBまでサポートしているとのことなので、基本的にはその範囲内で選ぶことになります。
自分の経験上、自分で撮影した動画の保存場所は一カ所に決めておいた方が、後で探しやすい(ちなみに撮影した動画・画像はSubversionで管理していて、サーバは自宅のPC上にあります。)と思っています。また、スマホは所詮スマホでして、(幸い、今までにそういうことになったことはありませんでしたが、)何かの拍子に壊してしまったり、どこかに落としたり、忘れてしまったり等する可能性がないとは言えません。
そういうわけで、増設する外部メモリは、撮影した動画・画像に関しては一時的に保存するための領域として使用することとし、利用できる動画・画像については撮影後できるだけ早くPCやGoogleドライブなどに取り出すような運用としているので、動画の撮影自体に支障が出ない範囲でできるだけ安くて、かつ確実に入手可能で、手間暇をかけずに動きそうなものを買うことにしました。
そこで、横浜のヨドバシカメラで探してみたところ、SanDiskの32GBのmicroSDHCカードが容量・値段ともにバランスが良さそうだったので、買ってきてみました。
…というか、選択肢があまりありませんでした。
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microSDHCカードの部分を拡大します。SDHCへの変換アダプターは出番はないかもしれません。
microSDHCカードをHTV31に取り付けます。
さっそくmicroSDHCカードを開封して、以下の手順でHTV31に取り付けます。なお、以下の手順では操作の前にHTV31のデータのバックアップを行っていませんが、重要なデータが格納されている場合には、念のためバックアップを取るようお勧めします。
- HTV31の電源を切ります。
- HTV31からmicroSDカード用のトレイを取り出します。下の写真の矢印(a)がmicroSDHCカードで、矢印(b)がHTV31のmicroSDカード用のトレイです。
- microSDHCカードをHTV31のmicroSDカード用のトレイの外枠の形に合わせて取り付けます。無理にはめ込もうとして力を入れなくも枠の内側に置くような感じで取り付けることができました。
- microSDHCカードを取り付けたHTV31のmicroSDカード用のトレイをHTV31に取り付けて、トレイの蓋の部分を押し込みます。
本体メモリとしてフォーマットする。
[2017/10/31 補足] 本体メモリとしてフォーマット後しばらく運用してみましたが、もともと内蔵されている本体メモリの領域がシステムによって完全に食いつぶされてしまい、スマホの動作が不安定になってしまいました。そこで、工場出荷状態にリセットしてから改めて外部MicroSDカードとしてフォーマットして使用することとしました。本節の記述については、意図しない結果になる可能性が(かなり)あることをご承知いただいた上でご覧いただきますようお願いいたします。
microSDHCカードを取り付けたら、以下の手順でフォーマットします。
- HTV31のホーム画面から「アプリ」アイコンをタップし、「設定」アイコンをタップします。
- 以下のような「設定」画面が表示されますので、「ストレージ」(下図の赤枠内)をタップします。
- 「ストレージ」画面が表示されるので、「SanDisk製SDカード」をタップする。
- 「SanDisk製SDカード」画面が表示されるので、「本体メモリとしてフォーマット」(下図の赤枠内)をタップする。
- 以下のような画面が一瞬表示されます。
- 「本体メモリとしてフォーマット」画面が表示されますので、表示されているメッセージをよく読んで、問題がないようなら「消去してフォーマット」ボタンをタップする。
- 以下のような画面が表示され、microSDHCカードのフォーマットが始まります。
- microSDHCカードのフォーマットが完了すると、「データを新しいストレージに移動」画面が表示されます(下図)ので、「今すぐ移動」を選択して、「次へ」ボタンをタップする。
- 「データの移動中…」画面(下図)が表示され、データの移動が開始される。データの移動には数分から数十分の時間がかかりますが、終わったところは見逃してしまいました(理由は後述)。
- 移動完了後の内蔵及び外部メモリの使用状況は以下の通りです。動画及び画像に相当するデータ量の分だけ外部メモリに移動しています。
PCに接続してみました。
増設してからPC(Windows 10)に接続してみました。PC側からは以下のように見えますね。(´・ω・`)
こういう表示になると「内部メモリにあるファイルとかフォルダは見えなくなるのか。」と思い、中身も一応確認してみましたが、見えていないファイルやフォルダはないようなので、PC側からの見え方に問題があるということにしておきます(適当)。(´・ω・`)
まとめ
この記事では外部メモリを増設し、本体メモリとして使用する方法について書きました。上記のPCからの見え方以外にも問題が出る可能性がないとは言えないのですが、次のスマホを購入するまでは何とか持ちこたえてくれるものと信じて、使っていきたいと思います。
データの移動中にスマホを持って外出する用事ができてしまったので、データの移動が完了したところは見逃してしまいました。
外出中は外付けのモバイルバッテリーを接続しながらデータの移動をやってしまいましたが、よい子はマネをしない方が良いと思います。
この記事は以上です。