サロン・ブリュット・ブラン・ド・ブラン2002とししゃもとお寿司🍣の組み合わせが大変に良かった話。

はじめに

クリスマスということで、長らく自宅で保管していたサロン・ブリュット・ブラン・ド・ブラン2002(以下、単に「サロン2002」または「サロン」と書きます。)を抜栓して飲んでみることにしました。

購入時のこと

サロンというのは「幻のシャンパーニュ」と言われるほど生産量が少なく、(ググれば普通に出てきますが)、現物を見かけることはあまりないと思います。

Amazonでも扱っています。

そんな中、まだ白金に住んでいた2015年の年末のある日に広尾駅前のスーパーの「ナショナル麻布」で「サロン2002」が売られているのを見かけました。

ただ、気になるお値段は2割引で56000円。

「安いな。」とは思ったものの、その日は買わずに家に帰りました。

見かけた日の夜に嫁様に話して購入許可をもらった後、次の日の朝一番にナショナル麻布に行ってみると…

なんと…

ワインセラーからいなくなってました!!

「やはり港区(または渋谷区の広尾の駅前)のあたりには(値段の)違いが分かる人が住んでいるのか…」とと、ワインセラーの前でちょっとだけ呆然としてしまいました。

ただ、ワインセラー内の値札は残っていたので、中の店員さんを呼び止めてサロンはもうないのか聞いてみたところ、

「まだありますよ。」と言って、出してきてくれました。

港区恐るべし!! です。

そんなわけで一番乗りではありませんでしたが、無事購入できました。

箱に入っています。

磁石で固定されている蓋をあけると「サロン2002」が入っています。

飲む日が決まるまで

「サロン2002」の購入後は、家を購入することになったために家を探したり、いい感じの家が購入できたために横浜への引っ越しをしたりという大きめのイベントが続いたことと、購入したワイン(シャンパーニュも含みます。)の中ではそれまでで最高額のものだったこともあり、なかなか開ける機会は訪れませんでした。

美容院で「サロンっていうシャンパンを開けようと思っているんですよぉ。」とか話すと、

「そんな高級なお酒って、どんな料理に合わせるんですか?」

と訊き返されて返答に詰まったりしたなんてこともありました。

また、「どこかのレストランへ持ち込んでみる。」なんてことも検討しました。

いったんはちょうど20年物となる2022年の年末に開けようと決めてはみたものの、2022年10月の転職直後でやや気忙しくなってしまったことと、「どんな料理に合わせるのか」問題が解決できずでさらに1年延期することとしました。

ただ、2022年のグランドプリンスホテル高輪で開催された「高輪会」(以下、単に「高輪会」と書きます。)でアンリオの3本セットを購入した際に、「サロン2002を持っている。」という話をアンリオを売っていたワイン屋さんの中の人にしたところ、「それは、良いシャンパーニュをお持ちですね。特別にお教えすると、口がすぼまった白ワイン用のグラスでいただくとおいしいと思いますよ。」
とアドバイスをいただきました。

白ワイン用のグラスで飲み口がすぼまったものは持っていなかったので、抜栓をするときには購入する必要がありそうだ、ということはわかりました。