宇都宮芳賀ライトレール線(ライトライン)を全線通しで乗車してみたところ、割と面白かったという話🚆(2/4: 芳賀・高根沢工業団地まで乗ってみた。)

By | 2023年9月2日 , Last update: 2023年11月15日

はじめに

前の記事からの続きです。

いよいよ本題です。

宇都宮駅東口デッキからライトラインの乗り場に降りることができるので、エスカレーターで降ります。

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乗車してみました

停留場の周囲を観察

エスカレーターで停留場に降りた直後は1番線には列車が到着したばかりで、2番線から列車が発車しようとしていたところでした。

1番線側の列車の発車までは少し時間がありそうだったので、宇都宮駅東口停留場の周囲を観察することにしました。

2番線側の車止めです。

将来的にはここから宇都宮駅西口や東武宇都宮駅の方への延伸が計画されています。

1番線に停車中の列車です。

この列車に乗って終点の芳賀・高根沢工業団地を目指します。

車番は「HU317」なので、開業時に準備された17編成のうちの一番最後のものになりますね。


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HU300形HU317編成のサイドビューです。

黒を基調とし、側面下部に黄色のラインを、前面は黄色の縁取りを施したシャープなカラーリングです。

中間車(HU300-C)形に設けられている側面の方向幕です。

芳賀・高根沢工業団地側から見た宇都宮駅東口停留場の遠景です。

左側にはE531系が停車しているのが見えます。


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芳賀・高根沢工業団地側から見た宇都宮駅東口停留場です。

発車の時刻が近づいてきたようなのでホームに戻り、列車に乗り込みます。

往路: 宇都宮駅東口→芳賀・高根沢工業団地

ライトラインの停留場の外側からホームへはスロープ状の通路でアクセスできます。

段差のあるところや階段などを通らずにホームにアクセスでき、列車に乗車できるという仕組みです。

発車時刻の直前になってきたようなので、いったんHU317-A(宇都宮駅東口方先頭車)に乗車します。


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HU317-AからHU317-C及びHU317-Bの方を見たところです。

席が空いていそうなHU317-C(中間車)に移動して、進行方向とは反対向きの座席に座ります。

発車時刻より2分くらい遅れているような気もしますが…

初代横綱とされている明石 志賀之助像の背中に見送られて、ライトラインが芳賀・高根沢工業団地に向けて発車します。

車内のディスプレイに他の広告などと交替で時々表示される路線図です。広告は紙媒体のものは(この記事を最初に書いた時点(2023年9月)では)設置されていませんでした。

乗降口の鴨居の部分と運転室の後ろに次の停留場の案内が表示されますが、座席がクロスシートになっているために中間車で座席に座ると停留場の案内が見えなくなってしまうことがあるので、上記のディスプレイを使って停留場の案内を放映しても良いように感じました。

なお、車内のディスプレイには…

HU300形とE5系が「コラボ」している日本電設工業の広告や…

プラレールリアルクラスの広告っぽいTOMYTECの宇都宮ライトレールの広告や…

きぬた歯科の広告っぽい感じの矯正歯科医院の広告が交互に表示されていました。

さて、列車は宇都宮駅東口を出ると2分ほどで…

次の停留場である東宿郷に到着です。

東宿郷から宇都宮大学陽東キャンパスまでは鬼怒通り(r64)の中央を走行します。

ライトラインは旧4号はオーバークロス、新4号はアンダークロスしますので、R4とライトラインが平面交差したりR4の道路上を走行することはありません。

(R408もオーバークロスするため、国道とライトラインが同一の道路面上を通行することは(この記事を最初に書いた時点(2023年9月)では)ありません。)

宇都宮大学陽東キャンパス停留場で向かいの進行方向に向いた席が空いたので、そちらに移動です。

前方を見通したところです。乗車しているお客さんの数が少なくなってきました。

宇都宮大学陽東キャンパス停留場を出ると鬼怒通りの左側に分岐し、清陵高校前停留場の手前までは専用軌道となります。列車はいい感じの速さで走行します。

平石停留場は2面4線で車庫があります。

快速運転開始後は平石で緩急接続を行うことになりそうです。

平石中央小学校前停留場を過ぎると鬼怒川を渡ります。

平石から清陵高校前の間は鬼怒川を挟んで田園風景が広がります。

清陵高校前-グリーンスタジアム前間は工業団地と学校の間を走ります。

また、ゆいの杜西-ゆいの杜中央間はニュータウン、芳賀町に入って芳賀台から先はほぼ工業団地の中を走ります。

芳賀町工業団地管理センター前停留場を発車すると交差点に沿って左折してから60パーミルの勾配を通過します。

かつての碓氷峠(66.7パーミル)よりも少しだけ緩い60パーミルの勾配を下ります。

さらに工業団地の中を走ると…

終点の芳賀・高根沢工業団地停留場に到着です。

芳賀・高根沢工業団地停留場

芳賀・高根沢工業団地停留場に到着したところで…

乗降口脇のICカードリーダにタッチして降車します。

ICカードリーダは乗降口の左右に乗車時タッチ用と降車時タッチ用のものが1組ずつ設置されているので、ICカードリーダでの乗降がスムーズにできる設計となっています。

復路は次の記事で

本記事は公開当初は往路と復路でまとめて1本の記事としていましたが、Instagramに投稿した動画を埋め込んでみたところかなり長くなってしまったので、往路と復路で記事を分割しました。

悪しからずご了承願います。

ということで、復路に続きます。🚉