きぬた歯科の院長先生お勧め(?)の「ポジショニング戦略[新版]」を買って読んでみた。

By | 2023年6月26日 , Last update: 2024年1月11日

はじめに

きぬた歯科の院長先生(以下単に「院長先生」と書きます。)が

「アル・ライズとジャック・トラウトの本はいいぞ(意訳)」

とどこかのWeb上の対談記事で見かけたような気がしたので、本を探して読んでみることにしました。

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Amazonでググります

フォーカス!」を購入して読んでみた時とは異なり、著者名しかわからなかったため、まずはAmazonで検索します。

すると…

「ポジショニング戦略」という本が最初の検索結果として表示されました。

おそらくこの本だろうとアタリをつけつつ、ポチります。

ついでなので、「フォーカス!」へのリンクも置いておきます。

自宅にお迎えしました。

注文翌日に自宅に配達されました。

フォーカス!」と同じく日本語版が海と月社から出版されています。

そもそもこの本で正しいかどうかがわからなかったので、ツイートしてみました。


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すると、大変ありがたいことに院長先生より「フォーカスより良いです。」とコメントをいただいたので、この本で間違いないものと確信しました。

読んてみた。

間違いないものと確信したところで、読んでみました。

6日間で読了です。

読みやすいです。

読了したところで、「フォーカス!」とともに記念撮影です。


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本の内容の詳細については本を買って読んでいただいた方が良いと考えるので、ここでは本の内容の詳細にはできるだけ触れないようにしつつ考えたことを書いていきます。

本の前半では情報量が爆発的に増加する現代社会において、消費者の頭の中に商品やサービスをどのようにして入れ込んでいくのかについての戦略の立て方を述べつつ、後半ではその実践または検討事例のケーススタディについて述べられているという構成です。

この記事の最初の方で「Amazonでぐぐる」と書きましたが、「インターネット上の情報検索」というポジションにGoogleという企業が入り込んだからこそ造られた言葉であると考えることができます。「ポジショニング戦略」の文脈では「ぐぐる」のような言葉は消費者の頭の中にポジションを作るときにマーケターによって造られて使われる言葉とされますが、「ぐぐる」の場合は利用者側が言葉を造ってくれて他の利用者の頭の中にポジションを作ってくれたものであると言えるでしょう。

また、「インターネット上の情報検索」という概念が図書館や書店や資料庫等で目的の本や資料などを探すことに近い概念であったことは、利用者の頭の中にポジションを作ることを容易にしたと考えることができそうです。

まとめ

本の後半はポジショニング戦略の実践または検討事例について述べられていますが、最後の方の章に、

「自分のキャリアアップに応用できること」

というものがしれっと入っていたりします。

次回転職活動をするようなときがあったら再度見直そうかと考えています。

この記事は以上です。