JR東日本の株主優待で行く、弘前・秋田の旅(4/6: 「つがる44号」の半室グリーン車がとても良かったという話。)

By | 2025年6月12日 , Last update: 2025年6月15日

移動の前に夕食を購入

前の記事で、弘前駅に戻ってきたところまで書きました。

「つがる44号」の秋田駅の到着時刻は18時41分であるため、秋田駅に到着後に夕食を食べるスケジュールとすると宿泊先のホテルのカクテルタイム(19時30分終了)に間に合いません。

そこで、「つがる44号」の車内で夕食を食べることにしました。

乗車前に弘前駅で夕食を購入します。

また、弘前駅の改札内にリンゴジュースしか選択肢がない自動販売機があったので…

ミックスタイプのリンゴジュースを買いました。

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弘前駅で撮り鉄タイム

夕食用のお弁当を確保した後は、撮り鉄タイムです。

弘前駅の側線で出番を待つ701系電車と五能線用のGV-E400系気動車です。

この記事を最初に書いた時点(2025年6月)では五能線用の車両(2019年営業運転開始)の方が奥羽本線用の車両よりも新しい状況になってます。

クモハ701形の運転台周りのサイドビューと弘前駅のホームです。


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発車を待つGV-E400系の2両編成の深浦行です。

GV-E400系と701系の並びです。

701系は3両編成でした。

「つがる44号」が発車する3分前に深浦行(2830D)が発車するので…

発車するだけの動画を撮りました。

「つがる44号」で移動

乗車

GV-E400系の撮影後は深浦行(2830D)の3分後に発車する「つがる44号」の乗車口まで急いで向かいます。

普通・グリーン合造車の半室グリーン室側に乗車です。


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座席がかなり大きくリクライニングできるので、寝るには最適の座席です。

「つがる」に使用されているE751系は1号車の秋田寄りが半室グリーン室になっています。

しかし、乗降口が青森寄りの1ヵ所にしかないため、グリーン室に到達するためには1号車の普通室(半室)を通り抜ける必要があります。

寒冷地を走るため、「踊り子」号への転用前のサロハE257形(「踊り子号」への転用時に全室グリーン車に改造済)のようにデッキで普通室とグリーン室を仕切るタイプの普通・グリーン合造車よりはグリーン室にデッキから直接入れないタイプの方が室内保温の観点からは好まれるのかもしれませんが、真相は不明です。

普通室を通り抜けて一度グリーン室に入るとそこは「16席の至福」の空間です。

通常のグリーン料金が2,800円というのは割高感はありますが、個室っぽい雰囲気で移動したい人にはお勧めの車両ではあります。

車窓から(その1)

「つがる44号」は定刻通りに弘前駅を発車です。

弘南鉄道の弘南線のホームに元東急7000系の7000系がいたので、動画を撮ります。

弘前の次の停車駅は大鰐温泉駅です。

大鰐温泉駅に向かう途中で大鰐線の線路が見えました。

JRの大鰐温泉駅と弘南鉄道大鰐線の大鰐駅は隣接しているので、大鰐駅の方もあわせて撮影です。

大舘駅では花輪線のキハ110系気動車に遭遇です。

花輪線は奥羽本線の上り方向に向かって左側に分岐していくと思っていたのですが、大舘駅では上り方向に向かって右側のホームに発着するようです。

夕食

大舘駅を発車したところで、弘前駅で買ったお弁当をいただくことにします。

「津軽の弁当 お魚だらけ」とミックスタイプのリンゴジュースです。

蓋を開けるとこんな感じです。

ほっけ、鮭を始めとした7種類の魚を少しずついただくことができます。

車窓から(その2)

鷹ノ巣

お弁当を食べ終わったところで、鷹ノ巣駅に到着です。

隣接する(というよりほぼ一体ですが、)鷹巣駅より秋田内陸縦貫鉄道の秋田内陸線が分岐しています。

秋田内陸縦貫鉄道線の営業用車両を見ることはできませんでしたが…

モーターカーを見ることはできました。

それと、どこか遠くへ行ってしまいそうな分岐をして角館に向かっていく秋田内陸縦貫鉄道線の線路も大変に良いです。

八郎潟

「つがる44号」は鷹ノ巣を出発すると二ツ井、東能代、森岳、八郎潟と停車していきます。

八郎潟駅に到着する前後あたりからは両側に水田が広がります。

あきたこまちはおいしいですよね。

土崎

土崎駅を通過してしばらくすると秋田総合車両センターが見えてきます。

意外な車両が見やすい場所に置かれていて驚きました。

キハ100形の初期の車両に採用されたパイプスカートは通常タイプのものに交換されないまま運用を終えることになりました。

秋田駅に到着

弘前から約2時間10分で終点の秋田に到着です。

お疲れ様でした。

普通室を通り抜けて、列車を降ります。

秋田駅

改札口に向かいます。

D51 554の模型がお出迎えです。

在来線の改札口から出ます。

改札外では竿燈と…

モフモフとした巨大秋田犬のぬいぐるみ(?)がお出迎えです。

この後はANAクラウンプラザホテル秋田にチェックインです。

前述の通りクラブラウンジの営業終了までこの時点で1時間を切っているので、急いでホテルに向かいます。

チェックイン後の顛末については次の記事で書きます。