秋田の夜
前の記事からの続きですが、鉄分はありません。
鉄分をお求めの方は大変お手数ではございますが、次の記事までお待ち願います。
ANAクラウンプラザホテル秋田までの道
ANAクラウンプラザホテル秋田への道を調べようと思い、Google先生にお伺いを立ててみたところ、その時だけなぜか…
「所在施設: 西武秋田店」
と表示されました。
どういうことなのか要領を得ないまま、秋田駅前の大屋根通りを歩いていると、確かに西武秋田店が現れました。
ホテルの入口らしきものがすぐにはわからなかったので、西武秋田店に入ってみるとホテルへの連絡通路への案内表示がありました。
そこで、それにしたがって歩いたところ、ホテルのフロントに到達できました。
どうやらANAクラウンプラザホテル秋田と西武秋田店は同じ建物に入居していたようです。
チェックイン
ホテルのフロントでチェックインです。
ここで、
「IHG One Rewardsメンバーですので、明日のチェックアウトを14時にするレイトチェックアウトが利用できますが、いかがいたしますか?」
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と急に訊かれました。
IHG One Rewardsメンバーには今年の年初のPier8への宿泊の際に入会したので、何の話なのがが直ちには理解できませんでした。
しかし、「レイトチェックアウトをお勧めされている」ということは理解できたので、チェックインの場では特に追加の確認はせずに利用する旨回答しました。
ルームキーを受け取って、荷物を置きに向かいます。
9階の部屋でした。
久保田城の堀と堀の中に浮かぶ浮橋のようなものが見えます。
部屋の中です。
建物自体は古い建物ですが、内装は最近リニューアルされたものだそうです。
テーブルも大きいです。
カクテルタイム
クラブラウンジが使える部屋を予約したにもかかわらず、この時点でカクテルタイムの終了まであと30分ほどだったため、荷物を置いた後は6Fのクラブラウンジへ向かいます。
米どころかつ酒どころということで、秋田の地酒8種類の飲み比べができたりします。
8種類すべて飲み比べしたかったところではあるものの、コンプリートしてしまうと翌日に秋田市内の観光が難しくなりそうだったので、2種類だけにしておきました。
おいしかったです。🍶
それと、スパークリングワイン(ESPACE)を1杯いただきました。
かなりいい感じで飲んでますね。
夜散歩
クラブラウンジを出た後は、ホテルの周りを散歩することにしました。
暗くなってしまったために上記の写真以外の写真は撮っていませんが、2カ月前に供用を開始したという久保田城の堀の浮橋(遊歩道)を通って、秋田市立文化創造館と秋田県立美術館の前まで行って、ホテルに戻って来ました。
美術館の前のにぎわい広場ではビアフェスタが開催されていました。21時頃に通りかかったのですが、盛り上がってました。
宵っ張りですね。
ホテルに戻ったところで就寝です。
一日お疲れ様でした。
翌朝の朝食
翌日は12Fの「空桜」での朝食から始まります。
特に混雑している時間帯についての案内がなかったので、少し遅めに朝食会場に到着です。
眼下には昨晩ビアガーデンを開催していた屋上席が見えます。なお、6Fのクラブラウンジへの入口の向かいにビアガーデンへの入口がありました。
12Fは最上階ですが、セキュリティでガードされている部屋が存在しているようです。
スイートルームですかね。
稲庭うどんをいただきました。
きりたんぽもいただきました。
どちらも名物なだけあっておいしいです。
観光
ここで、昨日のチェックイン時に勢いで回答してしまったレイトチェックアウトの件についてフロントに確認後、観光に出ることにしました。
千秋公園
まずは千秋公園(久保田城跡)の御隅櫓を目指します。
良い天気です。
昨日の弘前城とは異なり、かなりの高低差があります。
次々と現れる急坂と階段を登っていきます。
表門(一の門)を通過します。
御隅櫓への最短経路と思われる階段に接近しようとしたところ、ボランティアの方に呼び止められました。
そのボランティアの方のお話によると、最短経路への階段にカラスがいて人が近づくと攻撃してくることがあるとのことだったので…
尾根伝いに御隅櫓へと到達です。
なお、最初に通ろうとしていた最短経路の階段は向かって左側にあります。
少し角度を変えて撮影です。
御隅櫓ですが、かつての形状を完全に再現するというよりは展望台として作ったという要素の方が強い建物のようです。
4階からは秋田の市街地が一望できます。
写真中央の高層マンションのさらに奥の方に後で訪れる予定の秋田大学の鉱業博物館の建物が見えます。
木内
御隅櫓からは徒歩で赤れんが郷土館に向かいますが、その途中で木内百貨店に寄ります。
しかし…
残念ながら、休業中でした。
宿泊先のANAクラウンプラザホテル秋田からネオンが点灯しているのが見えたので営業を再開していたのかと思っていましたが、まだ休業中のようです。
赤れんが郷土館(旧秋田銀行本店本館)
木内の前を通過して旭川に突き当たったところで左に曲がり、みずほ銀行の前の交差点を右に曲がって旭川を渡り、日本銀行の秋田支店前の交差点を左に曲がって少し歩くと、赤れんが郷土館の建物が現れます。
元は秋田銀行の本店本館として造られた建物を利用しています。
周囲には今でも銀行の店舗が所在していて、ちょっとした金融街になっています。
金庫室は必見だと思います。
秋田大学の鉱業博物館
赤れんが郷土館を出た後は大きくサイドを変えて、秋田駅からみて北東にある秋田大学の鉱業博物館までタクシーで向かいます。
秋田でもGOが使えました。
正門(?)から建物の入口までは急勾配を登りますが、タクシーで正門を通過してしまったため、写真はありません。
建物の入口前からの景色です。かなり良いです。
さて、入館しようとしたところ…
建物の入口の扉が手動になっていました。
自動扉を手で開けて中に入ります。
入場券を買うときに中の人に聞いてみたところ、最近熊が出たとのことで熊が入ってこれないようにドアを手動にしているとのことでした。
世界各地から集めた鉱物の膨大な量の標本が展示されており見ることができます。
ごく一部の標本には触ることもできますが、中には放射線を発する鉱物(もちろん無害です。)なんていうのもあり、ガイガーカウンターで測定した結果がリアルタイムで表示されていました。
あと変わったところでは、秋田市の周囲では原油が採掘できるので、中東産の原油のサンプルとともに「Made in Japanの原油のサンプル」というなかなかにレアなものの実物を見ることができたりします。
なお、新しい鉱物は今でも「発見」されていて、命名する価値のある鉱物として認められると「〇〇石」(〇〇には発見された地名が入ることが一般的のようです。)と命名されるようです。
ただ、新しい鉱物は化学式が複雑なものがほとんどでしたかね。
日本国内で算出される鉱物の分布を示した地図です。ボタンを押すとLEDが点灯します。
岩石もプレパラートとして保存できるようです。
鉱物つながりということで、小惑星探査機「はやぶさ2」関連の展示がありました。
「一等重力点」が設置されていました。
初めて見ました。
鉱物のサンプルの数が膨大なため、まじめに見学すると半日から一日くらいはかかると思います。
チェックアウト
秋田大学の鉱業博物館からタクシーでホテルに戻ります。
チェックアウトの時間までまだ少し時間があったため、1Fの「ザ・ラウンジ」でパスタランチです。
ボリューム多めでかつおいしいです。
「こまち」に乗ります
ランチをいただいたところでちょうどチェックアウトの時間になったので、フロントでチェックアウトをします。
チェックアウトは14時ですが、秋田駅から乗車予定の「こまち32号」の発車時刻は16時22分のためまだ2時間近く時間があります。
そこで、お土産を買いつつ秋田駅に戻ることにします。
秋田駅に戻った後は待合スペースに移動し、乗車予定の「こまち32号」が到着するまで待つことにします。
次の記事に続きます。