弘前で観光
前の記事からの続きです。
弘前駅に到着です。
「あきお」と「つがにゃん」がお出迎えです。
弘前駅では駅ビルの1Fのコインロッカーにスーツケースを預けて4時間ほど観光します。
コインロッカーの支払いには交通系ICカードが使えます。
この時間枠の中で中央弘前駅の様子も見に行きますが、全体的に鉄分少な目の記事になることについてはご了承願います。
弘前れんが倉庫美術館
今回行く予定のポイントは徒歩でも頑張れば回ることができます(弘前駅で自転車を借りることも可能です)が、時間の関係で徒歩だと時間がかかりそうな距離の移動にはタクシーを使うことにしました。
弘前駅からタクシーで弘前れんが倉庫美術館に向かいます。
外観
弘前れんが倉庫美術館はもともとシードル工場として造られた建物を美術館として整備したものです。
タクシーで病院側に面したこちらのサイドに到着です。
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病院側はこんな感じです。
片方の建物を正面から撮影してみました。
お洒落な内装のレストランでランチ
建物は美術館として利用されている建物とは別にもう一棟あります。
美術館として利用されている建物ではない方のもう一棟のやや小ぶりな建物はミュージアムショップと「Cafe & Restaurant BRICK」になっています。
この時点では美術館で開催中の特別展を観ていくかどうかについては迷っていたことと、昼食の場所をここまで特に決めていなかったこともあり、「Cafe & Restaurant BRICK」で昼食とすることにしました。
中に入ると…
おしゃれでかなりいい感じです。(小並感)
タンクの全景を撮影です。
ガーリックポークとりんごのカレーをいただきます。
おいしいです。🍛
見た目もりんごに見える感じの盛り付けとなっています。
開館5周年記念展見学
昼食を終了後はいったん外に出ます。
開館5周年記念展「ニュー・ユートピア――わたしたちがつくる新しい生態系」を観ることにしました。
現代美術の展示会ですが、いろいろと混ざって展示されています。
かなりボリュームのある展示会でしたので、一日かけて観るのもアリだと思います。
弘前れんが倉庫美術館の全景をあらためて撮影です。
中央弘前駅
さて、弘前れんが倉庫美術館の前には…
踏切があります。
一見何の変哲もない踏切ですが…
2027年度末で休止(=事実上の廃止)となることが決まった弘南鉄道の大鰐線の踏切です。
上の写真の奥の方に弘前側の終点の中央弘前駅が見えます。
近そうに見えますが、線路敷を歩くわけにはいきませんので、弘前れんが倉庫美術館の反対側の出口(?)から外に出ます。
歩いて5分ほどで…
中央弘前駅に到着です。
「リンゴ畑鉄道」の看板がいい味を出しております。🍎
ここまで読まれてきた方には容易に想像できると思いますが、JRの弘前駅と弘南鉄道の中央弘前駅は別の場所にあり、しかもそれなりに離れています。
さらにややこしいことにJRの弘前駅には弘南鉄道の別の路線(弘南線、こちらは存続予定です。)が乗り入れていて、かつ弘南線と大鰐線は接続していません。
最近整備された駅前の広場と、古い駅舎が対象的です。
駅舎の中に入ってみます。
改札口の脇には…
「自由通路」があります。
この「自由通路」は先ほど行ってきた弘前れんが倉庫美術館へ行くための自由通路で、大鰐線の電車が来ない時間帯に限り駅への入場料を支払わずに通行ができるというもののようです。
帰宅後に調べたところ、当初は社会実験として実施されていたものが常時実施するということになったようです[1]。
訪れたのが土曜の昼下がりという時間帯ではあったものの、とにかく駅前に人の気配がまったくなく、これでは鉄道の事実上の廃線もやむなしかなとは思います。
駅舎は新しく整備したロータリーとともに、事実上の廃線後に設定されるであろう代行バス的なバス路線のターミナルに転用すればいいよね的な思惑もあっての整備かもしれません。
スタバなう
中央弘前駅を見学後は、弘前公園前にレトロな感じのスターバックスコーヒーがあるということで見に行こうと思ったのですが…
中央弘前駅から弘前公園は歩いて15分ほどかかることがわかりました。
駅にタクシーはいなかったので、GOで呼ぶことしました。
5分ほどでタクシーが来たので、そいつに乗ってスターバックスコーヒーの弘前公園前店に向かいます。
スターバックスコーヒーの弘前公園前店は大正6年(1917年)に旧陸軍第八師団長の官舎として建設され、その後弘前市長の公舎として利用された建物を利用しています。
この建物自体は国の登録有形文化財に指定されています。
古い建物と言えば鴨居の高さが低く、油断していると旧奈良県知事公舎のように頭を鴨居にヒットしかねない(※本Webサイトの管理人たるpandaは身長が186cmあります。)のですが、頭をヒットすることなく切り抜けました。
「オリエンタル マンゴー & ティー フラペチーノ」おいしいです。
弘前城
天守閣までの道のり
スタバで少し時間を使って休憩した後に、近くの追手門から弘前城に入ります。
石碑です。
追手門です。
杉の大橋が見えてきました。
桜の季節にはかなり綺麗な景色になるんだろうなぁ、と思いつつ先を急ぎます。
二の丸南門を通ります。
下乗橋まで来ると天守閣が見えてきます… と思ったのですが、これは工事のため一時的に場所を動かしているのだそうです。
本来の位置は右側の石垣が一段高く積み上げられているところのようです。
上記の画像の位置に2026年に戻されるとのことです。
天守閣
位置は元の位置ではないかもしれませんが、天守閣に到達しました。
一時移設先の天守閣は元の天守閣よりも地面からの高さが低い位置に置かれています。
「高い位置から天守閣の写真が撮れるのは今だけ!!」ということなのか天守閣の前に天守閣を観ることだけが目的の展望デッキが設けられていました。
少し高い位置から撮影すると、確かに映えるようには見えますね。
展望デッキから降りた後で、天守閣の周りを一周してみたところ…
ちょうど展望デッキの裏側に入口があって天守閣に入ることができるようなので、入ってみました。
実は三層目までほぼ梯子と言ってもよいような急な階段を使って登ることができます。
三層目からの景色です。
元の位置に戻されると少し眺めが変わると思うので、今だけの眺めということでしょうかね。
三層目で展示されていた弘前城の模型です。
天守閣の屋根裏です。
鴨居の部分には日本の名城の写真が展示されていました。
天守閣を降りて、本丸未申櫓跡に行ってみました。
岩木山が見えます。良い景色です。
現在実施中の修理事業の説明を読んだところで、追手門まで徒歩で戻り、タクシーで弘前駅に戻ります。
秋田に向かいます
弘前駅からは「つがる44号」で秋田駅に向かいます。
弘前駅には五能線の列車も発着しますが、五能線の列車を撮影できる時間的余裕があるのかどうかも気になるところです。
次の記事に続きます。