(10+n)年ぶりくらいにNゲージの車両の補修をしてみた。🚋

By | 2019年10月5日 , Last update: 2022年8月7日

長い長い前置き

この記事を最初に書いた時点(2019年10月)よりちょっと前の2019年9月で、国鉄(当時)横浜線から旧型国電が消え、103系に置き換えられてから40年になるので、昔作った旧型国電(と205系)を書斎の本棚から出してきて撮影してみました↓

205系はKATOの完成品です↓

パンダグラフがシングルアーム(PS33)でないのは気にしない方向でお願いいたします。

旧型国電と205系の間には103系が運用されていて、それもグリーンマックスのパーツを買ってきてかなり前に作ったのですが…

実はケースを開けた直後から窓が外れているのに気が付いたことと、↑のツイートが最初のツイートであったこともあり、クハ103だけをケースから出して撮影し、とりあえずそっとケースを閉じてしまうことにしました。

その後、旧型国電と205系を並べて撮影してツイートしたので、103系も編成ごと撮影せねばならないと思い、再度ケースを開けて確認してみたところ…

窓が外れている部分があったことがわかったので、補修を行うこととしました。

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当該車両の状況

当該車両はモハ103で、2ヵ所(下図の赤矢印(a),(b))の部分の窓(扉の窓)が外れていました。

なお、床板を車体から外して調べたところ、外れた窓については車内より回収されました(下図の赤矢印(c))ので、これを再度取り付けることとしました。

接着剤の調達。


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Nゲージの縮尺は1/150で、上記の窓も2mmx5mmくらいの透明なアクリル板(以下単に「窓」と書きます。)なので、取り扱いには精密ピンセットが必要です。

本Webサイトの管理人たるpandaは以下のピンセットを使用しています↓

ただ、塗料や接着剤の類についてはコンプレッサーや溶剤を除き、白金から横浜への引っ越し時にすべて廃棄してしまったため(そもそも固まってしまっていて使えなくなっていましたが…)、接着剤は再度購入せねばなりません。

そんなわけで、急遽購入です。

リモネン入りの接着剤を買ってきました。

ほのかに柑橘系の香りがします。ただ接着力は強くないので、強度が必要なところにはお勧めできません。

早速補修します。

補修の手順

以下の手順で補修します。

  1. 接着剤は流し込みタイプのものではありますが、窓の上部と下部に接着剤のキャップに付属している筆で接着剤を塗布します。
  2. 手順1で接着剤を塗布した部分にピンセットを使って窓を置き、上から軽く押さえます。
  3. 2-3時間放置します。

補修した結果

補修した結果、以下のような感じになりました。


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下図の赤矢印(a),(b)の部分が今回窓の接着をやり直した部分です。

組み立てます。

窓が接着されていることを確認できたら、床板と車体を取り付けます↓

手前にあるのが、今回取り付けに使用したピンセットです。

編成写真

補修作業が完了したところで、編成全体の撮影です。

長すぎて、ピントが前の方にしか合っていません。😅

今回補修の対象となったモハ103とは別のモハ103(実車は新製時からの冷房車でした。)です。

まとめ

本記事でとりあげた横浜線の旧型国電及び103系は$(10+n)$年前に比較的短期間で製作したものですが、その当時はリモネン系の接着剤が発売されたばかりで、あまり一般的なものではなかったと記憶しています。

白金に住んでいた時(2008-2015年)には新虎通りにあるタミヤのプラモデルファクトリーに時々行っていた(今も時々行っていますが…😅)のですが…

タミヤからもリモネンタイプの接着剤が販売されていたのにはまったく気が付きませんでした。

この記事で紹介した旧型国電及び103系の車体にはツヤ消しのクリアラッカーを塗っています。

クリアラッカーは塗装面や車体の表記類の保護には絶大な威力を発揮しますが、窓が外れてしまうのを防ぐことはできません。

そこで、補修用の接着剤が必要になるところ、タミヤからリモネンタイプの接着剤がお手頃な値段で販売されていたので助かりました。

しばらく使えそうです。😁

この記事は以上です。