はじめに
前の記事に続き、「特別展 天空ノ鉄道物語」なのです。
内周部の次は外周部の展示について書きます。
外周部
内周部は再入場できないとのことでしたが、外周部は再入場が可能だったので、53階の森美術館で開催されていた「未来と芸術展」を観たあとで、もう一回りしました。😀
段ボール
外の景色を借景として用いながら鎮座する段ボールのSLです。
なお、後ろから撮ってみました。😎
外の景色なのですが、見に行った日(2020年2月16日)は雲が森タワーの高さよりも低く垂れこめていたため…
という感じになっていて、夕方から夜にかけてさらに視界が悪くなってしまいました。
もう少し先のエリアでは、段ボールで作られたD51(戦時型)のカットモデルの1/20の縮尺のものが展示されてました。
大手私鉄(東京メトロを除く。)
大手私鉄(東京メトロを除く。)の展示エリアです。
なお、そうにゃんをはじめとするゆるキャラ類は本展示会を通して一切登場しません。
他の鉄道会社が路線網の簡単なアピールのためのボードと代表的な車両の模型の展示だけだったのに対して…
大手私鉄(東京メトロを除く。)の展示ゾーンで直通運転をアピールしてくる #相鉄#天空ノ鉄道物語#lifeinyokohama pic.twitter.com/CA7LSyeIFr
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— pandanote.info (@Pandanote_info) February 17, 2020
相鉄だけは自社の乗り入れ先の路線まで含めての猛アピールでした。😁
開業とさよならのヘッドマーク
開業とさよならのヘッドマーク集です。
国鉄の分割民営化直前の前後に廃止になった路線のものから、(この記事を最初に書いた時点(2020年2月)においては)比較的最近廃止になった三江線のものや…
ゆいレールの浦添延伸時のヘッドマークやJR山田線の路線の一部を引き継いで北リアス線と南リアス線を一本に接続してリアス線として改めて開業した際のヘッドマーク等がありました。
東京の地下鉄とコーヒースタンド☕
さらに進むと東京の地下鉄の展示ゾーンです。
ヘッドマークです。「花火ライナー」のヘッドマークはかなり大きくて分厚いです。
地上52階からの景色をバックに見上げる地下鉄の路線記号とラインカラーって、よく考えてみるとなかなか新鮮です。
撮影するのが難しい場所にある銀座線と丸ノ内線の路線記号とラインカラーです。
元素記号っぽくも見えますが、東京の地下鉄の路線記号(とラインカラー)です。
さらに、窓を背に振り向くと…
帝都高速度交通営団の巨大ロゴが鎮座しています。この巨大ロゴの周囲だけは…
ちょっと古めの自動券売機や…
通路幅を広めに取って設置された古いタイプの自動改札機が微妙に無造作な感じで置かれています。巨大ロゴのまわりに置かれているものはまだ地下に置かれているもののようです。
この自動改札機のゲートを通り抜けると、GACHA GACHAコーヒーのコーヒースタンドです。
向かって右側のスクリーンで帝都高速度交通営団が東京メトロに替わるときの工事の様子(駅の看板の切り替え工事)等が放映されていました。
手前の6台のガチャガチャ(うち5台はコーヒー豆の品種が決まっていますが、”?”が付いている1台はどの品種が出てくるかはわからないようになっています。)からコーヒー豆の入ったカプセルを取り出し(有料)、その豆を手前の台の奥の側面にあるコーヒーミルで挽いて、黒い壁にある台にコーヒーフィルターを載せて淹れる仕組みです。
ここでちょっと休憩です。☕
最後は…
最後は鉄道が登場したり、鉄道そのものが題材となっている作品などに関連する展示エリアです。
そして、上を見上げると…
#天空ノ鉄道物語 の展示でもっともシュールだと思った物件。
気がついた人が多くなさそうな展示でした。#lifeinyokohama pic.twitter.com/YGMqWv4L3K— pandanote.info (@Pandanote_info) February 17, 2020
東京駅によくある案内表示のようにも見えますが…
よく見ると、日本語で表示されているところがキリル文字(ロシア語表記)だったり、アラビア語だったり、ヒンディー語での表示に置き換えられています。
かなりシュールです。
ホームの番号が日本の鉄道では存在しない(他の国でも存在しないと思いますが…)やたらと大きい番号であるのもちょっとした未来感を掻き立てます。
森タワーは六本木六丁目にありますので、ホームの番号を66から始めたかったところを、大きい駅のホームの番号を偶数から始めると現実味が薄れると思ったのか、65から始まっています。
まとめ & おまけ
他の鉄道系の博物館やイベントではマネタイズしにくい等の理由で手薄になりがちなテーマ(国鉄→JRへの移行関連,北海道の鉄道関連)を軸としているため、そのあたりの時代の出来事等をリアルタイムに見聞きしている世代にはどこかしらで刺さる展示になっています。
その一方で撮影はしませんでしたが、電車の自動ドアの映像のインスタレーションといった森アーツセンターギャラリーならではのアートな感じの展示もところどころに登場するので、鉄道にあまり詳しくない人でも普通に楽しめる展示になっていたと思います。
「特別展 天空ノ鉄道物語」を堪能した後は53階の森美術館に移動して、「未来と芸術展」を鑑賞です。
#天空ノ鉄道物語 の後は、#未来と芸術展 を見てきました。
ボロノイ図っぽい図がきれいです。#lifeinyokohama pic.twitter.com/DLbewGFdQW— pandanote.info (@Pandanote_info) February 21, 2020
この記事は以上ですが、ディナータイムへと続きます。🥂