Blender(2.78a)でポリゴンにテクスチャを貼る方法をいつも忘れてしまうのでメモしてみた(その2)。

By | 2017年7月13日 , Last update: 2019年1月13日

はじめに

前回の記事からの続きで、ポリゴンにテクスチャを貼っていきます。普通の画像だけではなく、動画も貼ります。

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テクスチャを貼り付けます(続き)。

事前準備

前回の記事で作成したシーンが予想外にprettyになってしまったことと、このままジャイアントパンダさんのテクスチャ用の画像をポリゴンに貼り付けてしまうと。パッと見たときに面の区別がつきにくくなってしまうので、追加でテクスチャ用の画像を準備しました。

大理石の模様っぽい画像です。

それと、この後UV展開をやりますが、文字のポリゴンが三角形を組み合わせたものになっているので、ポリゴンのうち、文字になっている面を構成する三角形をBlenderの「限定的溶解」機能を使ってある程度統合しておきます。

三角形の面の統合は以下の手順で行います。

  1. Blenderに統合したい立体が格納されているファイルを読み込む。
  2. 3Dビューを表示し、「編集モード」に切り替える。
  3. まず、「P」の文字の面を構成する三角形を統合する。「P」にズームインし、「P」の文字の面を構成する三角形のうちの一つをマウスで右クリックして選択する。
  4. Ctrlキー、Shiftキー、Altキー及びFキーを同時に押して、手順3で選択した三角形とリンクするフラットな面を選択する。
  5. 3Dビューのビュー内でXキーを押してポップアップメニューを表示させ、「限定的溶解」を選択する。
  6. 選択された面が統合される。すべての面が統合されないことがあるが、そのような場合にはお好みで統合されなかった面ができるだけ小さくなるように調整する。
  7. 手順3から手順6までを他の文字及び文字の裏側に対しても繰り返す。すると、以下の図のように文字の面上から辺をほぼ除去することができる。

直方体に貼る。

ここまでが事前準備で、いよいよ直方体にテクスチャを貼っていきます。ここでは、直方体の面のうち、下図の(a)及び(b)には動画を、(c)には大理石の模様っぽい画像を貼ります。

作業の手順は以下の通りです。

  1. 3Dビューを「編集」モードに切り替えてから、3Dビューのシェーディングを「マテリアル」に変更する。
  2. 選択モードを「面選択」に変更してから、(a),(b)の面の外周の辺をShiftキー+マウスの右クリックで選択する。
  3. Ctrlキー+Eで「辺」のポップアップメニューを選択し、「シームを付ける」を選択する。
  4. すると、シームがついた辺の色が赤くなる。
  5. プロパティエディタの「マテリアル」タブ(下図の赤矢印)をクリックする。
  6. エディタの表示が切り替わるので、「新規」ボタン(下図の赤矢印)を押す。
  7. 平面に紐づくマテリアルが作成され、その設定パネルが表示されるが、このパネルに表示されている設定はいったんそのままにしておいて、プロパティエディタの「テクスチャ」タブ(下図の赤矢印)をクリックする。
  8. エディタの表示が切り替わるので、「新規」ボタン(下図の赤矢印)を押す。
  9. テクスチャの設定パネルが表示されるので、タイプが「画像または動画」に設定されていることを確認後、画像パネルの「開く」ボタン(下図の赤矢印)を押す。するとファイルブラウザに切り替わるので、テクスチャとして使用したい動画を選択する。
  10. すると、テクスチャの設定パネルに動画の一部らしき画像が表示され、3Dビュー上でもそれが表示されます。
  11. 3Dビュー内で面(a)および(b)が選択されていることを確認後、Uキーを押して「UVマッピング」のポップアップメニューを表示させ、「展開」を選択する。
  12. 3Dビューの右上隅の三角形のタブをドラッグして画面を2つに分割し、そのうちの片方に「UV/画像エディタ」を表示させる。すると、ここまでの手順でシームを付けた面がUV/画像エディタ上に表示される。
  13. いったん「テクスチャ」タブに戻り、「マッピング」パネルの「マップ」をクリックし、「UVマップ」を選択する。これにより、UVマップを使ってテクスチャを描画することができるようになる。
  14. UV/画像エディター側のツールバーの「開く」(下図の黒矢印)をクリックして、ファイルブラウザーから動画を選択し、UV/画像エディターのビューに動画を貼り付ける。
  15. もとのシーンの長さとテクスチャとして貼り付けた動画の長さを調整する。今回は、UV/画像エディターのプロパティシェルフの「動画の長さとマッチ」をクリックし、そのすぐ下にある「自動更新」のチェックボックスにもチェックを入れてお手軽に調整する。また、右側のプロパティシェルフのテクスチャパネルにも「動画の長さとマッチ」ボタン及び「自動更新」のチェックボックスがあるので、それもクリックまたはチェックすると3Dビュー側でも同様に調整される。
  16. 今回貼り付ける動画がいい感じに表示されるように、UV展開した面のUV/画像エディター内における位置を調整する。UV展開の時に展開した2枚の面が交わる辺にもシームを入れてあるので、それぞれの面を3Dビュー内におけるメッシュを動かすのと同様の方法(Sキー、Rキー、Gキー等)で別々に動かすことができる。また、下図のように表示範囲を重ねることもできる。
  17. いったんUV/画像エディターを消去する。

次に、大理石っぽい画像を立方体の上面に以下の手順でテクスチャとして貼り付けます。


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  1. 3Dビューを「編集」モードに切り替えてから、3Dビューのシェーディングを「マテリアル」に変更する。
  2. 選択モードを「面選択」に変更してから、(c)の面の外周の辺をShiftキー+マウスの右クリックで選択する。
  3. Ctrlキー+Eで「辺」のポップアップメニューを選択し、「シームを付ける」を選択する。
  4. すると、シームがついた辺の色が赤くなる。
  5. プロパティエディタの「マテリアル」タブ(下図の赤矢印)をクリックする。
  6. 「マテリアル」パネルで「新しいスロットを追加する」をクリックする。
  7. エディタの表示が切り替わるので、「新規」ボタン(下図の赤矢印)を押す。
  8. マテリアルが作成されるので、上図の「新規」ボタンのすぐ上にある「割り当て」ボタンを押す。すると、面(c)の色が変化する。
  9. プロパティエディタの「テクスチャ」タブ(下図の赤矢印)をクリックする。
  10. エディタの表示が切り替わるので、「新規」ボタン(下図の赤矢印)を押す。
  11. テクスチャの設定パネルが表示されるので、タイプが「画像または動画」に設定されていることを確認後、画像パネルの「開く」ボタン(下図の赤矢印)を押す。するとファイルブラウザに切り替わるので、テクスチャとして使用したい画像を選択する。
  12. 3Dビュー内で面(c)が選択されていることを確認後、Uキーを押して「UVマッピング」のポップアップメニューを表示させ、「展開」を選択する。
  13. すると、直方体の面(c)に大理石の模様っぽい画像が貼り付けられる。
  14. いったん「テクスチャ」タブに戻り、「マッピング」パネルの「マップ」をクリックし、「UVマップ」を選択する。これにより、UVマップを使ってテクスチャを描画することができるようになる。
  15. いったんUV/画像エディターを消去後、カメラの位置を適切に調整する。

文字に貼る。

文字にも以下の手順で大理石っぽい画像をテクスチャとして貼り付けます。直方体に画像を貼り付ける場合と比較すると、複数の文字(ポリゴン)の表面を1枚のUV平面に展開するところが異なります。

  1. 3Dビューを「編集」モードに切り替えてから、3Dビューのシェーディングを「マテリアル」に変更する。
  2. 選択モードを「面選択」に変更してから、文字の表面を選択する。
  3. プロパティエディタの「マテリアル」タブ(下図の赤矢印)をクリックする。
  4. 「マテリアル」パネルで「新しいスロットを追加する」をクリックする。
  5. エディタの表示が切り替わるので、「新規」ボタン(下図の赤矢印)を押す。
  6. マテリアルが作成されるので、上図の「新規」ボタンのすぐ上にある「割り当て」ボタンを押す。すると、文字の表面の色が変化する。
  7. プロパティエディタの「テクスチャ」タブ(下図の赤矢印)をクリックする。
  8. エディタの表示が切り替わるので、「新規」ボタン(下図の赤矢印)を押す。
  9. テクスチャの設定パネルが表示されるので、タイプが「画像または動画」に設定されていることを確認後、画像パネルの「開く」ボタン(下図の赤矢印)を押す。するとファイルブラウザに切り替わるので、テクスチャとして使用したい画像を選択する。

レンダリングしてみる。

レンダリングをしてみると、以下のような感じの動画が出来上がります。どことなくシュールな感じですね。

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まとめ

この記事ではテクスチャに画像だけではなく、動画も貼ってみたので、その使用例について書いてみました。

動画を貼ること自体は、画像を貼ることが出来ていれば難易度は高くないと思います。しかし、実際にやってみると、(準備した動画の内容にもよると思いますが、)貼り付けた動画を効果的に見せるのが意外に難しかったので、効果的に見せるためには、貼り付け用の動画を準備するといったような工夫が必要なのかもしれません。

この記事は以上です。