「スペーシアX」の運行開始の日に「サフィール踊り子5号」のプレミアムグリーン車に30分だけ乗ってきた話。

By | 2023年7月18日 , Last update: 2023年10月14日

はじめに

平素よりお世話になっている原宿の美容院からの帰りに「サフィール踊り子」5号に30分だけ乗ってきました。

せっかくの機会なので、前回「サフィール踊り子」4号に乗った際には乗らなかったプレミアムグリーン車に乗って渋谷駅から横浜駅に向かうことにしました。

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乗車直前に「えきねっと」で予約

指定席券売機で発券

原宿の美容院の完了時間がいつになるのかを事前に正確に予想することは難しいため、完了後に乗車できるタイミングであることを確認後に「えきねっと」から予約します。

原宿→渋谷を山手線で移動中にスマホを操作して予約を試みたのですが…

プレミアムグリーン券は紙のきっぷを発券してもらう必要があることがわかりました。

渋谷駅の改札内に指定席券売機があるのかどうかについての記憶が定かではなかったため、渋谷駅の中央改札で「えきねっと」のスマホの予約手続中の画面を見せて一旦改札外に出る許可をいただいてから予約を完了させ、中央改札脇の指定席券売機で発車10分前に発券です。

プレミアムグリーン券

プレミアムグリーン券です。

プレミアムグリーン料金が2800円であることが控え目に記載されています。

もっとアピールしても良いポイントだと思います。

ホームで待機

あとは、渋谷駅のホームのプレミアムグリーン車の乗車目標の前で「サフィール踊り子5号」が来るのを待機すればよいだけのはずですが…

プレミアムグリーン車の乗車目標の周辺に工事用の囲いが設置されており、乗車目標の前で待機できる状況ではありませんでした。


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やむなく、少し離れた工事用の囲いがない場所で列車の到着まで待機です。

「サフィール踊り子5号」に乗車

渋谷駅に到着

乗車した日(2023年7月15日)は「サフィール踊り子5号」の前を走る電車が5-20分遅れで運行されていました。

しかし、運行順序の入れ替えなどは行われておらず、「サフィール踊り子5号」も5分ほど遅れて渋谷駅に到着です。


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車内

さっそく、プレミアムグリーン車(1号車)に乗り込みます。

プレミアムグリーン車の定員は20名です。

一番後ろの席からでも前方の見通しはかなり良いです。

シートも先日乗車したE5系「はやぶさ」の「グランクラス」並みのクオリティでいい感じの座り心地です。

車内は黒を基調とした落ち着いた感じのデザインになっています。


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座席配置は2列シートですが、各座席がバックシェルシートになっています。

よって、隣の席を含め他の席の状況があまり気になりません。複数名のグループでの利用というよりは1名での利用を想定したものになっています。

通路は山側です。

渋谷駅を発車

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渋谷駅での停車時間は所定のダイヤでも長時間の設定ではないようで、5分程度の遅れを取り戻すことなく発車です。

さて、「サフィール踊り子5号」は2023年7月現在のダイヤでは唯一の新宿発で、かつ土・日・祝日のみの運転で、渋谷-横浜間の停車駅は武蔵小杉のみです。また、横浜の次の停車駅は熱海です。

神奈川県内の東海道線・湘南新宿ラインを白昼堂々かつ延々と走るため、大船とか小田原とかからフラッと乗れそうな雰囲気を醸し出してきますが、神奈川県内の停車駅は2023年7月現在のダイヤでは武蔵小杉駅(5号のみ)と横浜駅しかありません。

前を走る湘南新宿ラインの逗子行きも定刻より5-10分程度遅れていたためどこかで減速を余儀なくされそうですが、渋谷駅を発車後もそれなりの速さで走ります。

渋谷駅から14分ほどで武蔵小杉駅に到着です。

武蔵小杉駅でプレミアムグリーン車に乗車してくるお客さんはおらず、かつ他の車両についても乗車してくるお客さんはあまりいないように見えました。

武蔵小杉駅には1分ほどの停車で発車です。

品鶴線の線路を横浜駅までひた走ります。

新宿に向かう相鉄12000系が見えました。

到着前のちょっとしたイベント

東神奈川駅付近を通過し、そろそろ横浜駅に到着か…

と思ったその時、横浜駅のかなり手前で減速を始めました。

「ついに前の逗子行きに追いついてしまったか。」と思ったところで、車体が軽く左右に揺れて横須賀線の下り線のポイントを反位の方向に向かってゆっくりと進み始めました。

「サフィール踊り子5号」は横浜駅の東神奈川寄りにある渡り線を使って、横須賀線下りの線路から東海道線の上りの線路を経由して東海道線の下りの線路に入るようです。

よって、横浜駅では「サフィール踊り子5号」は横須賀線の下りホームの9番線ではなく、6番線に到着です。

横須賀線→東海道線の転線は湘南新宿ラインの列車と同じ戸塚駅ではなかったことに初めて気づきました。

横浜駅からは「サフィール踊り子5号」に乗車するお客さんがかなり多いように見受けられました。

横浜駅に到着

横浜駅には5分遅れで到着です。

かなりゆったりとした空間を後にして改札に向かいました。

「サフィール踊り子5号」は5分遅れのまま横浜駅を発車していきました。

三連休の初日の昼過ぎに横浜駅に到着ということで、横浜駅の改札口のまわりは人で溢れかえっていて、かつにぎわっていました。

「サフィール踊り子5号」のプレミアムグリーン車の静粛な車内とのギャップに驚愕しつつ帰宅しました。

まとめ

前回の「サフィール踊り子4号」への乗車時(伊豆急下田→横浜)には乗らなかったルートでの乗車でしたが、最後に通常の営業運転ではあまり見られない横須賀線下り線→東海道線上り線→東海道線下り線の転線を先頭車の車中から見ることができたので、課金した金額のうちのいくらかは回収できたと言ってよいかと思います。

この記事は以上です。