はじめに
リニア・鉄道館にN700系の量産先行試作車(X0編成)がやってきて、かつ車内を見ることができると聞いたので、2019年8月9日にリニア・鉄道館に日帰りで行ってきました。
リニア・鉄道館自体の訪問は開館した年(2011年)以来8年ぶり2回目で、展示内容に大きな変化がないことも把握していたので、X0編成にターゲットを絞って見てきましたので、そのあたりを中心に書きます。
新横浜-名古屋間の往復
新横浜-名古屋間の往復は…
小田原駅に停車する「ひかり」のグリーン車に乗車です。「のぞみ」より片道210円(この記事を最初に書いた時点(2019年8月)現在の情報です。)安いです。
下りは名古屋まで、上りは新横浜までなら後続の「のぞみ」から逃げ切ることができます。
金城ふ頭駅からリニア・鉄道館に向かいます。
名古屋からはあおなみ線で金城ふ頭に向かいます。
#アルマーニ に見えた件🕺#lifeinyokohama pic.twitter.com/uViS4CpTiL
— pandanote.info (@Pandanote_info) August 9, 2019
名古屋駅のあおなみ線の改札内にあったインスタ映えスポットです。
あおなみ線にも外国人の観光客と思しき乗客がかなり乗っていましたが、
金城ふ頭駅に着いた後は、レゴランドの方に行ってしまいました。😅
リニア・鉄道館に到着です。
金城ふ頭駅を降りてレゴランドとは反対側に少し歩くと、リニア・鉄道館に到着です。
入場券を購入し、中に入ります(QRコードの部分は一部加工しています)。
X0編成の中に入ってみました。
中に入ってC62の脇と700系の量産先行試作車の脇を通過して、いったん屋外展示場にでます。
すると…
N700系のX0編成が現れます。🚄
といっても、X0編成の16両すべてが展示されているわけではなく、3両(1号車: 783-9001, 14号車: 786-9201, 8号車: 775-9001)のみが展示されています。
それでは1号車の前のドアから入ろうかと思いましたが…
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ドアが開かず…
後ろのドアを開けてみたところ…
開きました。
新幹線の乗降用のドアを手で開けるのって、なかなか新鮮な体験です。
なお、閉めることもできます。
入ってみると…
1号車です。量産型のX1編成以降とあまり変わらない室内です。
14号車のエアコンです。X0編成が展示される以前は同じ場所に117系が展示されていましたが、その際にも車両に装備されている空調装置は使用せず、家庭用っぽいエアコンを設置して空調を行っていました。展示車両が入れ替わっても空調の方法に変化はないようです。
X0編成の1号車,14号車,8号車と量産型のX1編成以降の1号車,14号車,8号車では客室内の設備にはほとんど差はありません。編成全体を通してみたときの最大の相違点は量産型で10号車及び15号車に設置された喫煙ルームですが、10号車及び15号車は展示の対象になっていないため、その相違を感じ取ることはできません。
車内を見た感じでは荷物棚に貼られている席番を示すステッカーの文字の大きさが一部異なる(「窓」や「通路」の文字が大きくなっています。)ことや、テーブルの裏側の車内の案内の表記(これもステッカーで貼り付けるタイプのものです。)が比較的簡素な表記になっていることがX1編成以降との相違点で、物理的な相違点はほぼないように見えました(※個人の感想です)。
117系の行方
ところで、今までここにあった117系はどこに行ったのかといいますと…
クハ117-30だけがクモハ165-108の隣に移動しています。
ここに展示されていたクロ381-11と屋外展示されていた117系の残りの2両(モハ117-59,クハ116-209)は展示終了となってしまいました。
117系の展示の状況を確認したあとは、700系の量産先行試作車を見て、屋内の展示を一通り見てきました。
まとめ
クハ381-1がリニア・鉄道館に収蔵されているため、クロ381-11が展示終了になってしまったのは残念ではありますが、一企業が運営している博物館である以上は経営的な判断で展示の継続の可否が決まってしまうのは致し方のないところでしょう。
N700系のX0編成も7-10年後くらいには117系と同様に屋内展示になるのかもしれませんが、その際には1号車のみが展示されることになりそうです。
…などといった予想をしながら名古屋駅に戻ってきた後は、KITTE名古屋の「宮きしめん駿」できしめんと味噌カツ丼のセットで昼食です。
味噌カツ丼美味しいです。😋
この記事は以上です。