はじめに
久々に「スペーシアきぬがわ」に乗車してコンパートメントを堪能しましたが、東京都心側の始発/終着駅の新宿駅から横浜駅までがちょっと遠いので、新宿駅-横浜駅間の移動で乗車体験が損なわれてしまうのが難点です。
そこで、横浜駅に停車する「サフィール踊り子」のグリーン個室(4人用)を2人で利用してみたところ、これが予想以上にluxuryだったので、いろいろと書きたいと思います。🙋♂️
なお、あまりにもいろいろとあり過ぎたので、行きにE257系2000番台の「踊り子」に乗った件も含め、2個の記事に分けて書いてます(この記事は前編になります)。
※この記事の情報はこの記事を最初に書いた時点(2020年11月)のものです。情報については変更される場合がありますので、正確な情報が必要な場合には公式に発信されている情報(JR東日本等)の確認を強くお勧めいたします。
まず、指定券をゲットします。
一般的にJRの指定券は1ヵ月前の午前10時から購入できますが、「サフィール踊り子」は普通のグリーン席以外の席/部屋は「えきねっと」では購入できないことと、運行開始からしばらく時間が経過したことで、「そろそろ運行開始フィーバーも落ち着いてきただろう。」と思ったので、乗車予定日(11月14日)の4週間前のある日の夕方に横浜駅の「みどりの窓口」に向かいました。
「サフィール踊り子」のグリーン個室は4人用と6人用の2種類がありますが、4人用を狙います。
当初の狙いは下りの個室でしたが、残念ながら希望の日については満室とのことだったので、「みどりの窓口」の中の人に当初予定していた組み合わせとは別の組み合わせができないか調べてもらったところ、上りの「サフィール踊り子」4号の4人用のグリーン個室なら空きがあるとのことだったので、そこの指定券を発券してもらいました。
さらに往復の乗車券は「みどりの窓口」の中の人に気を利かせていただきまして…
南伊豆フリー乗車券になりました(↑の写真の2列目と3列目,5950円)。
[2022/03/29 補足] 南伊豆フリー乗車券は2021年6月30日利用分をもって発売を終了したそうです。
横浜-伊豆急下田間の普通運賃は紙の乗車券の場合には片道3340円(なお、JR線区間はICカードを利用すると4円高くなり、伊豆急行線区間はICカードを利用すると5円安くなるので、ICカードで通しで利用すると差し引き1円安くなります。)なので、往復の普通運賃と比較しても約11%引きになります。
つまり、往復するだけで元が取れます。
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なお、東京都区内発着の南伊豆フリー乗車券は特急券を買うと東海道新幹線も使えるようです[1]ので、「伊豆に行くなら何が何でもJR東日本に乗ってくれ!!」ということでは必ずしもないようですが、横浜駅発着のものはそのような取り扱いはありません。
残念。
行きは普通の「踊り子」15号のグリーン車です。
E257系2000番台が運用されるようです(「みどりの窓口」の中の人は「リニューアル車」と言っていました)。
乗車券・指定券は乗車の当日まで大事に保管します。🧰
行きの「踊り子」に乗ります。
まず、行きの「踊り子」に乗車すべく、横浜駅に向かいます。
「踊り子」15号は6番線からの発車です。
6番線の「踊り子」15号のグリーン車に向かいます。グリーン車は4号車ですが、かなりの行列になりました。
「踊り子」15号はほぼ定刻通りに到着しました。さっそく乗り込みます。
元普通室側の最も乗降口に近い席(海側)になりました。
グリーン車(サロE257形2000番台)はもともと普通席とグリーン席の合造車(サロハE257形0番台)で、車体側面中央の乗降口を境に普通室とグリーン室が分かれていました。「踊り子」への転用の際に普通室をグリーン室に改造したものですが、車体の基本的な構造はほぼ改造されていないため…
元普通室側の最も乗降口に近い席と最も車端部寄りに近い席以外はシートピッチ(間隔)と側窓のレイアウトが合っていません。
普通車→グリーン車またはグリーン車→普通車といったクラス変更の改造では割とよくある感じの話ですね。
シート自体はグリーン車なだけあって、非常に良い座り心地です。長時間座っていても体が痛くなりません。
また、グリーン車の車端部によく掲示されているピクトグラムのようなものだと下図の赤矢印あたりのところにありそうなグリーン席(グリーン車)のマークがありませんでした。
(以下、E217系のグリーン車の車端部のピクトグラムのようなものです(参考画像)。グリーン車のマークがあります。)
今日もJREポイントを駆使して乗ったぜ、グリーン車🚞
いつの間にか防犯カメラが設置されてますね。#lifeinyokohama pic.twitter.com/Ae5CFM4R8p— pandanote.info (@Pandanote_info) September 3, 2020
そんな「踊り子」15号も横浜駅からは満員で発車しました。
南伊豆フリー乗車券です。
横浜駅の次は熱海駅に停車します。熱海駅からはお客さんが降り始めて、伊豆高原駅でほとんどの方が降りてしまい、伊豆熱川駅でついにグリーン室の乗客は本Webサイトの管理人たるpandaと嫁様の2人だけになってしまいました。
熱海駅を発車して伊東線に入ると携帯電話の電波の状態が徐々に悪くなり、ところどころで圏外になります。
富戸駅ではすれ違いのため運転停車です(帰りの「サフィール踊り子」4号も富戸駅で運転停車してました)。
伊豆高原駅に「THE ROYAL EXPRESS」用の2100系電車R-5編成が留置されていました。
本日の #伊豆諸島 from #踊り子 15号#lifeinyokohama pic.twitter.com/NR8bSvgR2n
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伊豆諸島がそこそこよく見えます。
横浜を出発して2時間20分で伊豆急下田駅に到着です。
伊豆急下田駅の3番線に入線です。
#伊豆急下田駅 に到着です。#踊り子 15号は折り返し池袋行になるようです。🚃#lifeinyokohama pic.twitter.com/mHxGEBAYC8
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折り返し乗車予定のE261系が1番線にすでに到着してました。
4号車の側面の「Saphir ODORIKO」の巨大ロゴがお出迎えです。
2番線の伊豆急8000系と「Saphir ODORIKO」の巨大ロゴです。
#E261系 と #伊豆急8000系 の並びです。#伊豆急下田駅#lifeinyokohama pic.twitter.com/DdiQqAZpeW
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改札口側では↑のような感じで並びます。
#伊豆急下田駅 には1時間弱の滞在で、引き返します。#サフィール踊り子 4号に乗ります。🚃#lifeinyokohama pic.twitter.com/sjmK4DLgC4
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いったん改札外に出ます。乗車券と特急券が回収されました。
中締め: 後編に続きます。
「サフィール踊り子」4号の発車までの45分の間におみやげ等をダッシュで購入です。
#伊豆急下田駅 ではこちらでお土産を購入です。
保冷バッグを持っていってよかったです。#lifeinyokohama pic.twitter.com/f0MxV4Biut— pandanote.info (@Pandanote_info) November 14, 2020
お菓子系は↑の伊豆急下田駅前の時計台フロントで購入です。「下田ミルクもち」等を購入です。
もう少し時間があればカフェで一休みしたかったところですが、時間がないのでまたの機会とすることとしました。
また、お魚系は「豆州やまきち 下田店」で購入です。
伊豆方面といえば、圧倒的に金目鯛推しですが…
伊豆急下田駅で買ってきた金目鯛の味噌汁(パック)です。
むかし白金高輪の #クイーンズ伊勢丹 でよく買っていたもので、久々に見かけたので買いました。#lifeinyokohama pic.twitter.com/6ixllmZRT0— pandanote.info (@Pandanote_info) November 15, 2020
…っていうのも売っていたので、金目鯛の味噌漬け等とともに買ってきました。
金目鯛の味噌漬けは美味しかったです。
お買い物の完了後は、改札口前で待機です。
伊豆急下田駅は列車別の改札なので、「サフィール踊り子」4号の改札の番がくるまで改札の前で待ちます。
発車15分前に改札が始まるのですが、続きは次の記事になります。
もうちょっとだけお付き合いを願います。🙇
References / 参考文献
- 南伊豆フリー乗車券 (JR東日本のWebサイト)