はじめに
横浜の新港ふ頭や大さん橋でよく見かけるクルーズ船のうち、リザーブドクルーズのクルーズ船「オセアンブルー」に乗船する機会を得たので、乗ってみることにしました。
予約
今回乗船する「オセアンブルー」は、「シャンパーニュ・ボランジェ日本初 Bollinger Sunset Cruise」という企画で運航されるものなので、船内では「Bollinger」というシャンパーニュが飲み放題になっています。
実は2024年2月頃に、とある方より…
「横浜港でこんなイベントを開催するのですが、いかがでしょうか?」
とお誘いをいただいたので、ほぼ二つ返事で参加する旨連絡し、予約しました。
当日までは時々メールでの案内が届くので、記載内容を確認しておきます。
クルーズ開始から終了まで
ぷかりさん橋に向かいます
出発時刻の20分前から乗船受付開始ということで、遅れないように「ぷかりさん橋」に向かいます。
「ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル」にいったん寄ってから…
ぷかりさん橋に到着です。
すでにこれから乗船する「オセアンブルー」が接岸しています。
以前は横浜駅東口を出た後に立ち寄っていた「シーバス」が2022年3月末限りでぷかりさん橋を全便通過することとなったため、ぷかりさん橋に一日一便以上定期的に発着する船便がなくなってしまいました。
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ぷかりさん橋に定期的に発着する便がなくなってしまった分だけ、鉄道趣味界でいうところの「秘境駅」感といいますか、プライベート感のようなものが増したように感じます。
受付を済ませて、乗船開始の時間(16:45)を待ちます。
風が少し強いためか、少し海面が波立っているように見えました。
メールなどの事前案内では「港の夜景を楽しむ」といった記載があったような気がしたので、横浜港は出ないものと思ってはいますが、どのあたりまで行くのか、あるいはどのルートを航行するのかは事前には知らされていません。
横浜港から外に出ない限り、そんなに大きくは揺れないのだろうといったん思うことにします。
クルージング
お食事
乗船できる時間となったので、乗り込みます。
フィンガーフード(デザート含む)です。
シャンパーニュと一緒にいただくとおいしくいただけるようにデザインされています。
「Bollinger」はジェロボアムという、3000ml入りのボトルから直接注がれます。
それなりに揺れている船の中で、通常販売されている750mlのボトルよりやマグナム(1500ml)のボトルよりもさらに重いボトルを持って注いで回ることができていたので、中の人はさすがだなと感じました。
「Bollinger」とフィンガーフード(デザート含む)がある程度行き渡ったところで、「オセアンブルー」はぷかりさん橋を定刻(17:00)通りに出港です。
「Bollinger」の説明
「オセアンブルー」はぷかりさん橋を出港後しばらくはノースドックを左手に見ながら進みます。
船内では「Bollinger」のブランドアンバサダーの新保氏による「Bollinger」の歴史、ブランド戦略等の解説が実施されました。
第二次大戦中にドイツに占領されたフランスでスコットランドから来た女性の当主(Lilly Bollinger)が醸造を続けていたなどといった波乱万丈なお話を伺いつつ、フィンガーフードと「Bollinger」をいただきます。
ジェロボアムのボトルから注がれたシャンパーニュの方がブテイユのボトル(750ml)から注がれたものと比較すると渋みがなく、少しまろやかでおいしいかなと感じました。
2階
解説がひと段落となったところで、2階に上がってみます。
2階の一部は階段にして4段ほど高くなっていて、階段を上ったところはオープンデッキとなっています。
鑑賞用のプールがあります。
オープンデッキでは↑のような映える写真が撮影できます。
しかし、(自分も含め)お酒が入ったお客さん(+スタッフ)がオープンデッキで入れ替わり立ち替わり撮影をしている際にスマホを海中に落としてしまったりすると、落としたスマホを回収することは絶望的となってしまいます。
そこで…
のようなナスカン付きのストラップとナスカンを取り付けることのできるROG Phone 5用のケースを準備し、スマホは首からぶら下げることにしました。
iPhone用のケースやストラップはいろいろな種類のものが販売されている一方で、Android用のケースは種類が少ないため、「特定の機種用のケース」+「機種に依存せずに使えるストラップ」の組み合わせとしてみました。
2階ではジントニックと…
船上でバーテンダーの方に作っていただいたカクテル(サイドカー)をいただきました。
氷川丸の舳先です。
陸側(山下公園側)からだとあまり見ることができない光景です。
横浜ベイブリッジが近づいてきました。
ベイブリッジの近くまでは行きつつも、くぐることはないと思っていましたが…
ベイブリッジの下を通過です。
「さるびあ丸」で東京に向かった時に横浜ベイブリッジの下を通過した時は撮影できなかった動画も撮影です。
港の外を航行する貨物船が近くに見えてきます。
夏至まで5週間弱ということで比較的昼の時間が長い季節ですが、太陽が西の方に沈む時間がやってきました。
先ほどいただいたジェロボアム(3000ml)のボトルが入っていたと思われる箱です。
持ってみましたが、箱だけでもかなり重いです。
抽選会
横浜ベイブリッジのすぐ外側からぷかりさん橋の方に向かって折り返し始めたところで…
1階で抽選会がありました。
残念ながら景品のシャンパーニュをゲットすることはできませんでしたが…
イラストの似顔絵をいただきました。
素敵なイラストを描いていただいたので、来年(2025年)の年賀状に使わせていただこうと考えております。
再び2階
抽選会の後は…
再び2階に移動です。
日没の時間を過ぎたせいか、だんだん涼しくなってきました。
ランドマークタワーからポートサイド地区のあたりの夜景です。
2階には外を見ながら座れる席もあります。
「Bollinger」はロゴ入りグラスの提供でした。
野宮真貴さんのミニライブ
クルージングの〆は野宮真貴さんのミニライブでした。
20分ほどの大人な感じ、かつシークレット感のあるライブでした。
下船
ミニライブがお開きとなったところで、ぷかりさん橋に接岸です。
スタッフの方とご挨拶をして、「オセアンブルー」を下ります。
非日常的かつあっという間の2時間でした。
クルーズ後の花火
「オセアンブルー」に乗船した日(2024年5月18日)は新港ふ頭で20時から5分間だけ花火が打ち上げられる予定になっていました。
乗船中には花火が打ち上がらないため、下船後にどこかで見ようと考えていて、いくつか候補はピックアップしていたところ…
ぷかりさん橋脇の「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」の2階の「マリンブルー」ならぷかりさん橋から近く、かつ花火が見えそうだということで、行ってみることにしました。
窓側の席だと新港ふ頭から打ち上がる花火がよく見えます。
近くで5分間だけ打ち上がる花火を見るのは元日以来ですかね。
ハンバーガーをいただいて、「マリンブルー」を後にしました。
おみやげ
抽選会の景品とは別におみやげをいただきました。
「Bollinger」のロゴ入りアイスバッグと商品の紹介のリーフレットです。
アイスバッグは折り畳み式の簡易タイプのもので…
…の代用になるもののようです。
まとめ
実は「オセアンブルー」は乗ってみたかったクルーズ船ではあったので、機会をうまく捉えて乗ることができ、かつクルーズ船の様子を観察及び把握することができて良かったと思います。
この記事は以上です。